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雑誌『生物の科学 遺伝』 別冊 No.11
(1999年11月)



渡邊正孝・長谷川寿一/(財)遺伝学普及会 編
B5判/178頁/定価(本体2400円+税)


 ますますエキサイティングな展開をみせる“脳と心”研究.認知神経科学,精神医学,行動遺伝学,そしてこの分野の新しい潮流「進化心理学」などなどの最新成果をもとに,“脳と心”およびその進化の本質に,第一線で活躍する研究者たちが鋭く迫る.

<主要目次>

1.「脳・心・進化」特集にあたって
 「心」に迫る脳研究(渡邊正孝)
 心の遺伝と進化(長谷川寿一)

2.脳・意識そして心
 脳と意識の生物学(苧阪直行)
 動物の意識(渡辺 茂)
 脳と心の進化(澤口俊之)

3.脳が病む・心が病む
 精神医学からみた脳と心(加藤元一郎)
 自閉症にみる脳と心(斎藤 治)
 脳損傷で失われる心の要素(河村 満)

4.脳のはたらきから心を考える
 単一ニューロン活動からみた「心」−前頭前野と行動決定(坂上雅道・筒井健一郎)
 心の働きを脳の活動を通して見る−神経心理学から認知神経科学へ(杉下守弘・米田孝一)
 神経伝達物質要素のPET解析による脳機能イメージング(渡辺恭良)
 脳を創る−脳の<心>(松本 元)

5.心の遺伝子を追って
 性格と遺伝子(周防 諭・石浦章一)
 行動遺伝学の現在(安藤寿康)

6.進化からみた人の心
 心を育てた古環境(内田亮子)
 利他行動は近所付き合いすると進化する?−計算機と数式で疑問に迫る(中丸麻由子)
 マキャベリアン・インテリジェンス−社会的知能仮説をめぐって(小田 亮)
 信頼と社会的知性(山岸俊男)
 生物の進化と人間の文化−ミーム概念による橋渡しは成功するか?(佐倉 統)



         

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