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雑誌『生物の科学 遺伝』 別冊 No.15
(2002年11月)

高畑尚之・中込弥男・森脇和郎/(財)遺伝学普及会 編
B5判/176頁/定価(本体2600円+税)


 ヒトゲノム全塩基配列の概要版が公開されるなど,ゲノムサイエンスは新たな段階に入りました.DNAの構造解明以来の「大革命期」を迎えた遺伝学の明日を,第一線で活躍する執筆陣がやさしく解き示します.

<主要目次>

ゲノム情報で変わる遺伝学 −「システム遺伝学」−高畑尚之

<1. ゲノムからみた生物の姿>
 ゲノムからみた細菌の姿(小笠原直毅)
 ゲノム科学からみたモデル実験植物シロイヌナズナ(市川尚斉・松井 南・篠崎一雄)
 アサガオ:園芸植物からモデル植物へ(石川直子・星野 敦・仁田坂英二・飯田 滋
 モデル生物としてのセンチュウ(桂  勲

<2.ゲノム情報から進化を考える>
 ミトコンドリアをもたない原生生物の系統と真核生物の初期進化(橋本哲男)
 ゲノムからみた脊椎動物への進化(小林麻理・佐藤矩行)
 ダーウィンフィンチ −適応放散と遺伝子−(佐藤秋絵)
 カブトガニの生体防御戦略(川畑俊一郎)
 比較ゲノムの原点をたずねて −ショウジョウバエの進化遺伝−(澤村京一)

<3.ゲノムをめぐって>
 DNAメチル化からみた哺乳類ゲノムの進化とクローン動物(大鐘 潤・塩田邦郎
 テロメアと寿命 −研究の最前線とこれからの可能性−井出利憲
 ゲノムデータベースと遺伝学(宮崎 智・菅原秀明・五條堀 孝
 遺伝子組換え作物と食糧問題(柴田大輔

<4.ヒトと動物の間>
 遺伝子機能欠損と霊長類およびヒトの進化(颯田葉子
 チンパンジーのゲノム・ヒトのゲノム(安西達也・椎名 隆・猪子英俊)
 哺乳類の行動遺伝子の探索 −霊長類とイヌを中心に−村山美穂

<5.ゲノム情報と医療>
 ゲノム情報で医療はどう変わるのか(小崎健次郎
 癌のゲノム構造異常とその解析ツール(稲澤譲治

ゲノム時代のあとに来るもの −遺伝学・自然科学の大革命を予感する−堀田凱樹



         

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