| 雑誌『生物の科学  遺伝』 1998年8月号(52巻8号) B5判 80頁
 
 【特集 生物時計/富岡憲治 企画】 昼夜,月の満ち欠け,季節など,自然界にはさまざまなリズムがある.そして多くの生物は,そのリズムに対応するための「時計」をもっている.生物時計はどこにありどのように働くのかといった分子レベルの研究が急速に進んでいる.そういった研究に加え,時差ボケや不登校など,われわれの日常生活とも密接にかかわる生物時計の役割をやさしく紹介する.
特集にあたって−生物時計の重要性を考える(富岡憲治)
行動の時間秩序を決める生物時計(磯辺ゆう・益田敦子・大石 正)
日長を測る時計(沼田英治・志賀向子)
ヒトの生活と生物時計(橋本聡子・本間研一)
生物は時計を複数もっている(三輪五十二・田中みほ)
生物時計の動きは遺伝子が決める(松本 顕・谷村禎一)
 【今月の解説】 
宿主の性を操作する微生物−ウォルバキアの生物学(野田博明) 
【トピックス】 
【連  載】 
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