B5判/112頁/ 【特集 科学史をたどる生物の学習/田幡憲一・佐倉 統 企画】
科学史を生物の学習に取り入れるには,どのような題材をどのように扱うのがよ り効果的であるのか,いくつかの試論を展開し,高校生物教育の現場での実践例を 紹介します.
科学史を生物教育に活用する−『BSCS生物』教科書に学ぶ(梅埜國夫) 高校の教科書にあらわれるエポニミー(松香光夫) <実践篇> 進化論をたどる生物の学習(川島基巳) 科学的リテラシーの習得をめざす科学史の授業−進化論(北田 薫) 生命は生命から生まれる−細菌の発見と殺菌(青柳育夫) 生物IBの探究活動としてのアミラーゼ発見の実験(竹入隆弘) DNAと遺伝子(小田切秀穂・高橋寿夫)
分子生物学:タンパク質科学−酵素学から構造生物学・構造ゲノム科学まで (西村善文) 免疫学−細菌学から分子免疫学まで(浜島健治・奥田研爾)
迷路を解く単細胞生物(中垣俊之) 野生牛ガウルのクローン誕生(入谷 明)
動物たちの気になる行動/ヒザラガイの帰家行動(西濱士郎) 実験・観察のページ/生物教材としての培養細胞−魚類細胞によるアプローチ (池永 薫・皆川敬志・白戸孝明・羽曽部正豪) 病気と遺伝子/肥満と健康(中込弥男) 環境保全の現状/松林の衰退とその保全−マツクイムシ被害と植生遷移の進行 (近田文弘) 進化研究のコンセプトを語る/進化研究への期待(石川 統) 研究室・研究所めぐり/国立環境研究所・微生物系統保存施設(恵良田眞由美) 生物ライブラリー/『盲目の科学者』『脳低温療法』『分子発生生物学』 『クモの生物学』『タンパク質の一生』 |
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