2001年度ノーベル化学賞 野依良治博士に
(2002.1.24更新)20世紀最後のノーベル化学賞を白川英樹博士が受賞されたのに引き続き,21世紀最初の同賞でも日本から受賞者がありました.“触媒による不斉合成(Catalytic asymmetric synthesis)”の業績により,野依良治氏(名古屋大学教授),William S. Knowles氏(米モンサント社 元研究員),K. Barry Sharpless氏(米スクリプス研究所教授)の3氏に授与されたものです.
ここでは,野依教授に関連した書籍・雑誌記事などをご紹介します(価格,在庫状況などは各版元に直接お尋ねください).
◎ 講演会など
●ノーベル賞100周年記念国際フォーラム テーマ「創造性とは何か」
日時:2002年3月17日(日)
場所:東京大学安田講堂
入場無料(2002年1月末申込み締切・抽選)●野依良治・名古屋大教授の受賞記念講演会(日本化学会,有機合成化学協会,朝日新聞社 主催) (New)
2002年1月11日に東京・有楽町の朝日ホールで行われた講演会とパネルディスカッションの内容がご覧になれます.
◎ 編・著・監訳書
『ボルハルト・ショアー 現代有機化学 上・下〔第3版〕』 (古賀憲司・野依良治・村橋俊一 監訳,化学同人)
『大学院講義有機化学 I』 (野依良治 他編,東京化学同人)
『大学院講義有機化学 II』 (野依良治 他編,東京化学同人)
『大学院有機化学 上』 (岩村 秀・野依良治・中井 武 他 編著,講談社)
『大学院有機化学 中』 (岩村 秀・野依良治・中井 武 他 編著,講談社)
『大学院有機化学 下』 (岩村 秀・野依良治・中井 武 他 編著,講談社)
『超強酸・超強塩基』 (田部浩三・野依良治 著,講談社)
『Organic synthesis in Japan past,present,and future』 (editor-in-chief,Ryoji Noyori,Tokyo Kagaku Dozin)
◎ 分担執筆
『有機化学のフロンティア』 (日本化学研究会 編,培風館)
『研究者』 (有馬朗人 監修,東京図書)
◎ 業績・人物紹介
『新時代の化学宣言 化学の未来へ ケミカルパワーが時代をつくる』 (近畿化学協会 編,化学同人)
『日本の科学者最前線−発見と創造の証言 (中公新書ラクレ)』 (読売新聞科学部 著,中央公論新社)
◎ 雑誌記事
『化学』 2001年12月号
[緊急特集] 2001年度ノーベル化学賞受賞 野依良治教授 化学への献身
『化学』 2001年11月号
[特別企画] 野依良治教授 ノーベル化学賞受賞 野依教授 研究フィロソフィーを語る
『Newton』 2002年1月号
[特別インタビュー] ノーベル化学賞受賞 野依良治 名古屋大学大学院教授に聞く [特集]ノーベル賞100年
『ネイチャー・インターフェイス』 5号
野依良治博士ノーベル賞受賞記念インタビュー「キラルの世界を解き明かす」
『子供の科学』2001年12月号
野依良治先生ノーベル化学賞受賞記念インタビュー
『日経サイエンス』2001年12月号
詳報:ノーベル化学賞 野依良治名古屋大学教授
『トリガー』2001年12月号
[特集] 創刊20周年記念特集 世界に誇る日本の頭脳10人(野依良治 不斉合成反応 ほか)
『化学と工業』2000年12月号
連載 未来への遺産―20世紀の化学 日本の独創化学―20世紀のあのとき,それから 不斉分子触媒―発見そして展開の軌跡(野依良治)
『現代化学』2001年12月号
2001年ノーベル化学賞 野依良治教授
◎ 論文
自然科学書出版 裳華房 SHOKABO Co., Ltd.