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ポピュラー・サイエンス 58
カオス
―自然の乱れ方―

中央大学名誉教授 工博 竹山協三 著
四六判/148頁/定価1320円(本体1200円+税10%)/1991年9月
ISBN978-4-7853-8558-3 (旧ISBN4-7853-8558-8)

 自然の示す目現の変化を演出しているのは何か? 意外にも簡単な仕組み「乱れの数理」を絵と図によってやさしく解説します.

【目 次】

『カオス』 カバー
1. 規則が作る不規則
 1.1 カオスの発見
 1.2 決定論と非決定論
 1.3 非線形ということ
 1.4 初期条件の役割

2. ばねと振り子の運動から
 2.1 相空間と状態点の流れ
 2.2 安定性の考え
 2.3 つり合いの点いろいろ
 2.4 保存系と散逸系
 2.5 軌道の安定性

3. 力学をもう少々・・・
 3.1 散逸系のカオス
 3.2 三次元に住むアトラクター達
 3.3 アトラクターの交換
 3.4 二つの分岐とカタストロフ的解釈
 3.5 カオスの見分け方
 3.6 カオスのシナリオ

4. 延ばして畳んでカオスになあれ
 4.1 混ぜるがカオス
 4.2 変なアトラクター
 4.3 麺打ちカオスの極意

5. ある模型-熱対流の乱れ
 5.1 ローレンツのアトラクター
 5.2 記憶をもつ運動

6. おわりに-カオスの本など

索引



         

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