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ポピュラー・サイエンス 127
ゴルフの物理

高エネルギー物理学研究所名誉教授 理博 増田正美 著
四六判/206頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/1995年7月
ISBN978-4-7853-8627-6 (旧ISBN4-7853-8627-4)

 素人にはわかりにくいゴルフの技法アレコレを科学の目で捉えて解き明かし,ゴルフと物理との関わり合いを易しく紹介します.

【目 次】

『ゴルフの物理』 カバー
1. ゴルフと物理学者
 1.1 原子物理学者トムソンとゴルフの物理
 1.2 エジンバラ大学のテイト教授
 1.3 テイト教授とゴルフ断片

2. ゴルフボールの流体力学と弾道
 2.1 空気中の揚力を現代的な見方で見ると
 2.2 ゴルフボールの弾道は理論的に予測できる

3. ゴルフボールの反発特性
 3.1 ボールをよく飛ばすには,まずクラブヘッドとの反発が問題だ
 3.2 インパクト前後のクラブヘッドとボールの位置

4. 飛ばす理想的な弾道
   ボールを飛ばすにはランかキャリーか

5. ミスショットの科学
 5.1 ゴルフの主たる動きは回転運動である
 5.2 ボールをインパクトしたときのクラブヘッドの挙動
 5.3 ミスショットしたときの飛距離低下の問題

6. クラブヘッドの慣性モーメント
 6.1 ウッドクラブヘッドの慣性モーメントを求めてみると
 6.2 アイアンヘッドの慣性モーメントを求めてみる

7. スピンの役割
 7.1 ボールのスピンの役割は大きい
 7.2 クラブにはギヤー効果という優れた特質がある

8. スライス,フックの力学
 8.1 スライス,フックの出る原因,クラブのロフトとの関係
 8.2 飛ぶドライバーとしての最適ロフトと,アイアンのロフト

9. クラブの空気抵抗は問題か
   ドライバーヘッドの空気抵抗は問題になるか

10. クラブのスイングウェイトと慣性モーメント
 10.1 古くからあるスイングウェイトと慣性モーメントとの関係
 10.2 自分のクラブの慣性モーメントを測ってみる

11. 長尺ドライバー
 11.1 飛ぶと言われる長尺ドライバーを科学的に見ると
 11.2 長尺クラブを慣性モーメントで評価してみると
 11.3 長尺ドライバーはヘッドを大きく

12. スイングの力学
 12.1 スイングを力学的にみるとどうなる
 12.2 タメとはスイングの慣性モーメントを小さくすることだ
 12.3 飛ばすための左の壁の効能

むすび
索引



         

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