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ポピュラー・サイエンス 191
磯焼けを海中林へ
―岩礁生態系の世界―

東北大学名誉教授 水産博 谷口和也 著
四六判/216頁/定価1728円(本体1600円+税8%)/1998年8月
ISBN978-4-7853-8691-7 (旧ISBN4-7853-8691-6)

 磯焼けとは,アラメやコンブなど海藻の群落(海中林)が衰退し,海底面を覆っていたサンゴモが優占する等,岩礁域の生物構造が変化した結果,大きな漁業被害が起き る一連の現象です.磯焼けの発生や持続,海中林回復への生態学的なしくみと,また実際に磯焼け域に海中林を造成してきた努力と結果をわかりやすく紹介する.

【目 次】

『磯焼けを海中林へ』 カバー
1. 磯焼けとは何か
 1.1 磯焼けが発生した!
 1.2 磯焼けの定義
 1.3 磯焼けの発生海域
 1.4 海外における磯焼け
 1.5 磯焼け域に生息する生物(ウニ・サンゴモ群集)

2. 磯焼けはどのように発生するのか
 2.1 磯焼けの原因
 2.2 生態学的な要因
 2.3 海況変動によるアラメ海中林の変化
 2.4 人為的な影響

3. 磯焼けはどのように持続するのか
 3.1 磯焼けの持続とウニの食害
 3.2 なぜサンゴモ平原にウニが多数生息するのか
 3.3 無節サンゴモの着生阻害

4. 海中林はどのように回復するのか
 4.1 サンゴモ平原への小型海藻の侵入
 4.2 化学物質による植食動物の排除
 4.3 小型多年生海藻が生産する防御物質
 4.4 小型多年生海藻の役割
 4.5 大型一年生海藻の役割
 4.6 海藻群落の遷移

5 海中林はどのように維持されるのか
 5.1 海藻の生活環
 5.2 アラメの年齢と成長
 5.3 海中林の生産力
 5.4 アワビやウニによる摂食
 5.5 年級群組成の変動
 5.6 サイクリック遷移

6. 磯焼けは克服できるか ―磯焼けの海を豊かな海中林に―
 6.1 海中林を造成する技術
 6.2 コンブ群落の造成
 6.3 北海道日本海沿岸における造成の成功
 6.4 「森が消えれば海も死ぬ」のか?
 6.5 アラメ海中林,カジメ海中林の造成
 6.6 海中林の造成が魚介類の生産性に及ぼす影響

あとがき
参考文献
生物名索引
事項索引



         

自然科学書出版 裳華房 SHOKABO Co., Ltd.