- ポピュラー・サイエンス 224
- したたかな ウイルスたち
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- 大阪大学微生物病研究所教授 医博 生田和良 著
- 四六判/184頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/2000年8月
- ISBN978-4-7853-8724-2 (旧ISBN4-7853-8724-6) (オンデマンド方式による印刷・製本)
- エマージングウイルスと人類との戦いはいつまで続くのか.エイズや肝炎,がん,エボラ出血熱などを引き起こすウイルスの素顔に迫る.
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- 【目 次】
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- 1. ウイルスの出現
- 1.1 ウイルスとは
- 1.2 ウイルスはどこから来たのか?
- 1.3 ウイルスは細菌や細胞と異なる
- 1.4 ウイルス産生
- 2. ウイルスと細胞のコミュニケーション
- 2.1 ウイルスを増やす
- 2.2 細胞を増やす
- 2.3 細胞へのウイルスの取りつき
- 2.4 ウイルスの取りつきから子孫ウイルス産生へ
- 2.5 ウイルス感染を受けた細胞のあがき
- 2.6 ウイルスのもつアポトーシスと抗アポトーシス遺伝子
- 2.7 急性感染と持続感染
- 2.8 いろいろなウイルス
- 2.9 バイオハザード対策
- 3. ウイルスと病気
- 3.1 急激に症状が現れる
- 3.2 なかなか症状が回復しない
- 4. ウイルス感染症から身を守る
- 4.1 ウイルス感染を防ぐ
- 4.2 免疫のしくみ
- 4.3 ジェンナー、パスツール物語からワクチン開発
- 4.4 DNAワクチンは第二の救世主となるか
- 5. ウイルスの行動半径
- 5.1 水平感染と垂直感染
- 5.2 輸血・献血を安全に
- 6. エイズウイルス
- 6.1 エイズの原因はウイルスの感染
- 6.2 HIV検査
- 6.3 HIVの種類
- 6.4 エイズを発症する
- 6.5 感染ルート
- 6.6 母子感染
- 6.7 ワクチン
- 6.8 HIVも降参するカクテル療法
- 6.9 エイズのまだまだ残る課題
- 7. 肝炎ウイルス
- 7.1 肝炎に関わるウイルス
- 7.2 肝炎ウイルスの伝播ルート
- 7.3 肝炎から肝がんへ
- 7.4 肝炎ウイルスに対するワクチンと治療薬
- 8. ヘルペスウイルス
- 8.1 いろいろなヘルペスウイルス
- 8.2 ヘルペスウイルスと病気
- 8.3 ヘルペスウイルスと化学療法
- 9. インフルエンザウイルス
- 9.1 インフルエンザの症状
- 9.2 インフルエンザウイルスの遺伝子
- 9.3 ウイルスの抗原変異
- 9.4 インフルエンザの予防
- 9.5 インフルエンザ治療薬
- 10. がんウイルス
- 10.1 HTLV−1と白血病
- 10.2 パピローマウイルスと子宮頚がん
- 11. スローウイルス感染症
- 11.1 スローウイルス感染と脳の病気
- 11.2 狂牛病とプリオン
- 11.3 薬害「ヤコブ病」
- 11.4 プリオンの問題点
- 11.5 その他のスローウイルス感染と脳の病気
- 12. エマージングウイルス感染症
- 12.1 次々と出現するウイルス
- 12.2 新たなウイルス出現の原因
- 12.3 エボラ出血性ウイルスとマールブルグ病ウイルス
- 12.4 突如出現したウマ、ブタからのエマージングウイルス感染症
- 12.5 野生げっ歯類から感染するエマージングウイルス
- 12.6 ニューヨークで突如発生したエマージング感染症
- 12.7 りんごのほっぺた≠フ原因ウイルス
- 12.8 人畜共通感染症
- 12.9 薬剤耐性株
- 12.10 院内感染
- 12.11 バイオテロリズム
- 13. 原因不明の難病とウイルス感染
- 13.1 難病とは
- 13.2 神経系に異常が見られる難病
- 13.3 その他の難病とウイルス感染
- 13.4 スモン(SMON)の原因をめぐって
- 14. 期待される遺伝子治療
- 14.1 遺伝子治療とは
- 14.2 ベクター開発
- 14.3 夢の遺伝子治療が現実化
- 14.4 遺伝子治療の展望と限界
- 参考書
- 索引
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