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ポピュラー・サイエンス 254
宇宙に暮らす
−宇宙旅行から長期滞在へ−

元シー・エス・ピー・ジャパン(株)社長 工博 松本信二 監修
清水建設(株)宇宙開発室 編
四六判/174頁/定価1728円(本体1600円+税8%)/2002年11月
ISBN978-4-7853-8754-9 (旧ISBN4-7853-8754-8)

 国際宇宙ステーションの建造が進むなか,私たち自身が宇宙へという想いは日に日に高くなってきています.
 「宇宙空間に人が住む」「宇宙に暮らす」ために,どのようなことが行われてきたのか,また行われようとしているのでしょうか.本書は,宇宙旅行と宇宙建築について,いくつかの興味ある課題を取り上げて,最新の技術について紹介します.

  著者インタビュー オンラインWebマガジン“Anima Solaris”
  イラストレーターから一言

  → 長谷川正治氏による章扉イラスト

【目 次】

『宇宙に暮らす』 カバー
1.宇宙開発の夢 ―まえがきにかえて―
 1・1 宇宙開発の三つの夢
  (1)未知の世界を見る
  (2)宇宙環境の利用
  (3)私たち自身が宇宙へ
 1・2 宇宙での安全性
 1・3 居住空間のデザイン

2.宇宙旅行
 2・1 宇宙旅行への期待 −宇宙旅行に関する意識調査−
 2・2 短期間の宇宙旅行
  (1)弾道飛行(サブオービタル・フライト)
  (2)地球周回型飛行(オービタル・フライト)
 2・3 宇宙ホテル
  (1)宇宙ホテルの機能
  (2)清水建設の宇宙ホテル構想
  (3)アメリカとドイツの宇宙ホテル構想
 2・4 宇宙ホテルでの楽しみ
  (1)無重力体験
  (2)宇宙遊泳
  (3)宇宙実験
 2・5 宇宙旅行の実現に向けて
  (1)海外における取り組み
  (2)日本における取り組み
 2・6 これからの課題

3.宇宙空間の環境
 3・1 無重力
 3・2 真 空
 3・3 放射線
 3・4 スペース・デブリ(宇宙のゴミ)

4.無重力閉鎖空間における生活
 4・1 国際宇宙ステーションの建設
  (1)宇宙ステーションの構築方法
  (2)大型有人活動空間づくりのためのハードウェア
 4・2 宇宙居住空間の設計
  (1)閉鎖生態系生命維持システムの構築
  (2)人工環境づくり
  (3)「スカイラブ」のインテリア・デザイン
  (4)国際宇宙ステーションにおける室内デザイン
  (5)国際宇宙ステーションのモジュールの設計
  (6)食生活 −飽くなき宇宙グルメの追及−
 4・3 宇宙ステーション「サリュート7号」での生活
  (1)宇宙飛行士レーベジェフの日記
  (2)日記に記された宇宙生活の要点
  (3)生活上の関心事の変化
  (4)滞在に適切な期間
 4・4 より長期の宇宙滞在
  (1)火星への有人飛行
  (2)より長期滞在型の宇宙空間施設の構築へむけて

5.月面における生活
 5・1 さまざまなかたちの月面基地
  (1)円筒型モジュール構造
  (2)インフレータブル構造
  (3)コンクリート構造
 5・2 月面基地のデザインと建設
  (1)月面基地のデザイン
  (2)月面基地の建設作業
  (3)月面における建設機械
 5・3 月面基地における人間の活動
  (1)月面基地における屋外活動
  (2)月面基地内部での活動とインテリア
 5・4 生命維持システム
  (1)「消費型システム」と「循環再生型システム」
  (2)植物栽培による食料供給
 5・5 放射線の遮蔽
  (1)月面での放射線の強さ
  (2)放射線の遮蔽方法
 5・6 月面居住に向けて

6.宇宙医学
 6・1 宇宙酔いと人工重力
  (1)宇宙の重力環境
  (2)宇宙酔い
  (3)循環系の変化
  (4)脱カルシウム
  (5)筋肉の弱化
  (6)脱カルシウムと筋力低下の対策
  (7)地上帰還に先立って
  (8)人工重力
 6・2 宇宙線の人体への影響
  (1)宇宙の放射線環境
  (2)人体への影響
  (3)放射線の遮蔽
 6・3 宇宙医療
  (1)微小重力環境
  (2)放射線環境

あとがき
より進んだ学習のための参考書
本書に登場する機関・会社などのWebサイト
索  引

長谷川正治氏による章扉イラスト
 
1章 宇宙開発の夢 2章 宇宙旅行 3章 宇宙空間の環境
 
4章 無重力閉鎖空間
   における生活
5章 月面における生活 6章 宇宙医学

イラストレーターから一言
 月面基地を本格的に勉強しはじめて、かれこれ20年近くがたっている。はじめは、ある区が主催した宇宙開発に関するセミナーで、NASDAの研究者の講義を聞いたのが始まりだったように思う。
 その後、政府機関の主催による月面基地研究会に参加した。当時は、大手ゼネコンによるいろいろな月面基地案が華々しく発表されていた頃である。ここの討議をとおして、月面での土木技術はあまりにも未知のものが多い、ということを知ることになる。この会には、今回の『宇宙で暮らす』を執筆された清水建設のグループの方も出席されていたと記憶する。
 近年、NASDAの研究グループと話し合いながら月面基地を描いているが、これがなかなか難しい。特に初期段階の月面基地は、話し合いのたびにころころ変わっているのが現状である。なかでも居住ユニットにかぶせる月の砂のかぶせ方と補強するレゴリスパックの配置がなかなか決まらない。
 そんなわけで、今回描いた初期段階の月面基地(5章扉)には砂をかぶせていない。

  → 長谷川正治氏のホームページへ

 



         

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