ボーズ粒子系では、ε>0 の状態(励起状態)を占める粒子数には上限があり、その数は温度が下がると少なくなる。励起状態を占めることができる粒子数が系の粒子数以下になると、巨視的な数の粒子が ε=0 の状態を占めるようになる。この転移をボーズ-アインシュタイン凝縮という。