雑誌『生物の科学 遺伝

2003年7月号(57巻4号)
B5判/112頁/

【特集 高山植物研究の現在 −アルプスからヒマラヤへ/大場秀章 企画】
    特集にあたって(大場秀章)
    世界の高山植物:その多様性(大場秀章・秋山 忍)
    動く高山帯 −高山植生の歴史的変遷を探る(米林 仲)
    乾燥にさらされる高山植物 −ヒマラヤ高山帯を中心に(高山晴夫)
    周氷河地形と高山植生のかたち(菊池多賀夫
    土壌栄養と高山植物の適応戦略(舘野正樹)
    樹木限界はなぜできるのか −シャクナゲの材構造からの考察(能城修一)
    高山での虫媒花植物:その繁殖と生活型(大森雄治)
    セーター植物と温室植物:そのかたちとはたらき(塚谷裕一
     コラム:中央アフリカの巨大高山植物の知恵(大場秀章)
    ヒマラヤ高山帯での種多様性 −分類学的研究からみえてくる多様性の姿(藤川和美・池田 博)
    高山植生と家畜の放牧(高槻成紀)
【トピックス】
    サンゴが記録していた赤土流出(茅根 創
    アメリカイセエビは地磁気を感知して定位する −海産無脊椎動物で初めて確認(武田正倫)
    有性生殖は進化速度を速めるか?(長谷川眞理子)
    コカインと縁を切る儀式(中込弥男)
【今月の解説】
    ショウジョウバエの配偶行動と求愛歌(都丸雅敏・小熊 譲)
【私のメモ】
    エゴノキの花で変異の実習をしました(石川文也)
【連 載】


         

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