雑誌『生物の科学 遺伝

2003年11月号(57巻6号)
B5判/112頁/

【特集 発生学・生態学・進化学の融合
      /長谷部光泰・倉谷 滋・三浦 徹 企画】】
    昆虫の体はどうやってできてきたか?(更科 功・三戸太郎・野地澄晴)
    植物の茎葉はどのように進化したのか? −平行進化と収斂進化長谷部光泰
    環境に合わせた体の作りかえ −表現型多型のしくみと進化(三浦 徹)
    葉の形とサイズは環境に応じて変化する −葉形の可塑性と進化塚谷裕一
    祖先の形の分子による復元(青木誠志郎・伊藤元己)
    進化発生学はジュラシック・パークを可能にするか?(倉谷 滋
【トピックス】
    卵の識別と卵を数える能力で托卵の害を減らす鳥
      −アメリカオオバンの知恵(中村浩志)
    イネの分げつを制御する遺伝子(経塚淳子)
    時計遺伝子が染色体の対合を仕切る?(中込弥男)
【今月の解説】
    組織培養を用いた体細胞機能研究の今後の動向( II )(黒田行昭)
【私のメモ】
    中国・四国・北陸の海産貝類雌の雄化と生徒実習への活用
      −内分泌撹乱化学物質汚染の影響(須谷昌之)
【連 載】
    かたちと遺伝子(12)/最終回記念鼎談「発生学・生態学・進化学の融合」
      (倉谷 滋長谷部光泰・三浦 徹)
    表紙によせて/夕暮れ(八幡義人)
    ウチの目玉収蔵品 紹介(15)/財団法人 山階鳥類研究所
    生き物の不思議(12)/
      ホヤ −希少金属バナジウムを濃縮する動物植木龍也・道端 齊
    研究室・研究所めぐり(48)/
      独立行政法人 国立科学博物館 筑波実験植物園(小西達夫
    環境保全の現状(34)
      塩性湿地で繁殖するズグロカモメの危機(武石全慈)
    実験・観察のページ(300)/
      ツマグロヒョウモンの生活史の観察(竹内良範)
    がんばれ生物クラブ(11)/
      福岡県立修猷館高等学校−スーパーサイエンスクラブの活動(糸山武彦)
    生物ライブラリー
      『ルポ 日本の生物多様性
      『新しい発生生物学
      『好きになる分子生物学
      『日本農業害虫大事典
      『植物育種学

【2003年総目次】



         

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