雑誌『生物の科学 遺伝』B5判/112頁/ 近年,脳科学の進歩がめざましいことは,テレビ番組などで取りあげられることも多いので,皆さんもご承知のことと思います.
「脳科学と教育」の現状と展望(小泉英明) 分子機構面からみた学習とは? −シナプス可塑性の誘導メカニズム(真鍋俊也) 知的発達を規定するもの:遺伝子か環境か(桃井真里子) 人間らしさをどう育むか? −前頭連合野の知能(PQ)とその教育の重要性(澤口俊之) ことばの習得と脳機能,そして学習障害(正高信男) 子どもの脳はいかにして人間の脳となるか −神経回路の発達からみた臨界齢(瀬川昌也) コミュニケーション能力の源流 −人間の感覚統合発達過程の画像化(定藤規弘) 記憶の累積と一瞬の閃き −大脳辺縁系と新皮質の連携(仁木和久) 不登校はなぜ起こるか? −その神経科学的解明と治療・予防法の開発(三池輝久) 痴呆からの脱出 −学習療法の新展開(川島隆太) 付録:人間の高次脳機能の画像化(定藤規弘)
気候変化と生物多様性の消滅(大場秀章) Lawton教授に日本国際賞(岩槻邦男)
ウチの目玉収蔵品 紹介(18)/東海大学自然史博物館 生き物の不思議(14)/ハオリムシ・ヒゲムシの巨大ヘモグロビンの秘密(福森義宏・中川太郎・笹山雄一) 実験・観察のページ(302)/ヒガンバナの減数分裂の観察(田中俊雄) 環境保全の現状(37)/わが国に真の環境行政のプロを(野口 健) がんばれ生物クラブ(13)/愛媛県立長浜高等学校 −水族館のある海辺の高校(重松 洋) 研究室・研究所めぐり(51)/東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 分子認知科学教室(石浦章一) 生物ライブラリー 『絵でわかる血液のはたらき』 『クモの巣と網の不思議』 『科学書をめぐる100の冒険』 『森の母バオバブの危機』 『人間性の起源と進化』 |
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