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今月の話題

アレルギー週間

(2001.2.1)

 現在、国民の約3人に1人が何らかのアレルギー様症状を持っていると言われています。これは日本だけで3,000〜4,000万のアレルギー疾患の人がいるということになります。  また昨年の7月に 東京都衛生局が行った都内の三歳児に対する調査では、四割以上の子どもが何らかのアレルギー疾患にかかっていることを報告しています。 病気の急増の原因は「都市化」がその根本的な原因といわれ、例えば、大気汚染、居住環境の変化、肉体及び精神的ストレスの増加、食生活の欧米化などが要因にあげられています。

 2月17日〜23日はアレルギー週間(日本アレルギー協会が1995年に制定)であり、全国各地で講演会などの啓蒙活動が行われます。

日本アレルギー協会による全国行事予定はこちら

<関連書籍>
 『アレルギーとアトピー』(ポピュラー・サイエンス 231) 2月23日配本!
実践女子大学教授 医博 矢田純一 著
 四六判/178頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/ISBN978-4-7853-8731-0 

 本来は私たちの身体をウイルスや細菌から守るためにあるしくみ(免疫の反応)によって、引きおこされてしまうアレルギーやアトピー。どうしてあるときに特定の人にだけ病気をおこしてしまうのでしょうか。この本ではマンガキャラクターを使って、本当のところがよくわかるように解説しています。  また実際にアレルギーをおこす要因、食べ物から花粉や乾燥した空気などの環境因子、精神的なストレスについても解説し、さらに原因を特定するための診断法や治療法についても紹介しています。



『家の中のダニ』(ポピュラー・サイエンス 15)
森谷清樹 著  定価1320円(本体1200円+税10%)・・・アレルギーを引き起こすダニ類について紹介し、室内のダニ防除対策についてもふれています。

『続・新薬の話(II)』(ポピュラー・サイエンス 143)
貴島静正 著  定価2200円(本体2000円+税10%)・・・喘息・アレルギー治療薬についての記述があります。

『機能性食品と健康』(ポピュラー・サイエンス 205)
藤巻正生 著  定価1760円(本体1600円+税10%)・・・低アレルゲン食品についての記述があります。

『バイオの扉 −医薬・食品・環境など32のトピックス』
斎藤日向 監修 森 明彦 編集代表  定価2860円(本体2600円+税10%)・・・アレルギーの起こるしくみや治療法についての記述があります。



         

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