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Shokabo-News No.286 2013/3/27
裳華房メールマガジン 3月号
https://www.shokabo.co.jp/m_list/m_list.html
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今回のご案内 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◇ 近刊(2013年4月刊行予定)
『超分子の化学』
◇ 最近の話題
「メタンハイドレート層からのガス産出に成功」
◇ 鹿野 司の“読書ノート”(6)
精神疾患の「現実」とは何か
◇ 裳華房の“古書”探訪 (12)
ヘルマン・ワイル 著『群論と量子力學』(初版 昭和7年)
◇ 売上げランキング(物理学分野,生物学分野)
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Shokabo-News 会員の皆様 こんにちは m(_ _)m
Shokabo-News 2013年3月号をお届けいたします.
昨年4月配信号から全面的にリニューアルしたShokabo-Newsですが,1年が
経過したこともあり,今月号と来月号で一部刷新いたします.
まず今月号より,不定期になりますが「最近の話題」のコーナーを新設しま
す.折々の科学的なトピックスや記念日,季節的なテーマなどについて,簡単
な解説と関連書籍, Webサイトなどを紹介するものです.今月号では「メタン
ハイドレート」を取り上げます.
また来月号より,小社編集者の有志による書籍に関する連載コラムを始めま
す.ご期待ください.
一方,上記に伴い,「売上げランキング」のコーナーを縮小します.2か月
分のランキングの掲載は今月号までとし,今後は上半期(1〜6月)の売上げ
ランキングを7月号に,下半期(7〜12月)の売上げランキングを翌年1月号
に掲載する予定です.あしからずご了承ください.
さて今号のShokabo-News,好評連載「鹿野司の“読書ノート”」では林公一
著『名作マンガで精神医学』を,「裳華房の“古書”探訪」ではヘルマン・ワ
イル著『群論と量子力學』(昭和7年初版発行)をご紹介します.
ご意見・ご感想を m-list@shokabo.co.jp までお寄せいただければ幸いです.
(Twitterをお使いの方はアカウント @shokabo まで)
★ お知らせ ★
1.来る4月15日(月)〜21日(日)は科学技術週間として,全国各地で様々
な行事が開催されます.裳華房の Webサイトでも,滞っておりました「研
究所等の一般公開」や「一般講演会・公開シンポジウムなど」の更新を再
開し,情報をとりまとめています.是非ご利用ください.
◇2013年 研究所等の一般公開
https://www.shokabo.co.jp/keyword/openday.html
◇2013年 学会等主催 一般講演会・公開シンポジウムなど
https://www.shokabo.co.jp/keyword/openlecture.html
2.『演習で学ぶ 量子力学』(小野寺嘉孝 著)のソフトウェアを更新.
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2211-3.htm
3.「民間会社 研究所等 住所録とリンク」を全面的に更新.
https://www.shokabo.co.jp/address/minnkann.html
4.2013年度版の「裳華房 図書目録」(冊子版,PDF版).
https://www.shokabo.co.jp/catalogue/index.html
5.訂正表・正誤表や新しい演習問題など「書籍のサポート情報」.
https://www.shokabo.co.jp/support/index.html
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【裳華房 新刊一覧】 https://www.shokabo.co.jp/book_news.html
【ご購入のご案内】 https://www.shokabo.co.jp/order.html
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★★★★★★★★★★★★★★ 近 刊 案 内 ★★★★★★★★★★★★★★★
◆ 『化学の指針シリーズ 超分子の化学』 (4月16日発売予定)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3226-6.htm
菅原 正・木村榮一 共編/菅原 正・村田 滋・堀 顕子 執筆
A5判/226頁/定価2520円(税込)/裳華房/ISBN978-4-7853-3226-6
超分子化学の基礎となる「分子間力」の原理を懇切丁寧に解説しながら,超
分子の概念とその驚異的な構造,およびさまざまな超分子の物性と機能とその
用途,さらには最新の話題である生体機能の本質の理解に役立つ超分子までを,
豊富な具体例を元に概観.この分野の入門的参考書としてうってつけの快著.
【主要目次】1.超分子とは 2.水素結合による超分子構築 3.ファンデル
ワールス相互作用による超分子構築 4.電荷移動相互作用による超分子構築
5.配位結合による超分子構築 6.生体内で機能する超分子
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【裳華房 分野別書籍一覧】 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/0000.html
【正誤表などサポート情報】 https://www.shokabo.co.jp/support/
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★★★★★★★★★★★★★★ 最近の話題 ★★★★★★★★★★★★★★★
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折々の科学的なトピックスや記念日,季節的なテーマなどについて,簡単な
解説と関連書籍,Webサイトなどを紹介します(不定期掲載).
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◆ メタンハイドレート層からのガス産出に成功
今月12日,資源エネルギー庁は愛知・三重県沖の海底にあるメタンハイドレ
ート層から,世界で初めて天然ガスの取り出しに成功したと発表しました.
◇プレス一リース
http://www.meti.go.jp/press/2012/03/20130312002/20130312002.html
http://www.jogmec.go.jp/news/release/release0469.html
メタンハイドレートは,水分子が水素結合によって形づくったカゴ状の格子
の中にメタン分子を取り込んだ固体結晶で,一見すると氷のようなため「燃え
る氷」とも呼ばれています.永久凍土地域の地下や水深500m以深の海域の海底
面下に存在し,分解するとメタンガスを発生するため,次世代エネルギー資源
として期待されています(ちなみにメタンは都市ガスの主成分です).
メタンハイドレートの詳しい構造や物性などについては,小社の近藤・市橋
共著『クラスター入門』の「6章 エネルギー分野へ広がる応用」の中で1節を
さいて詳細に解説していますので,ご参照いただければ幸いです.
◇『クラスター入門』(近藤 保・市橋正彦 共著,裳華房)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2916-7.htm
また,以下にメタンハイドレートや海底の資源掘削に関する書籍・雑誌,研
究開発機関等をいくつかあげておきます.
◇雑誌『海洋と生物』2008年8月号「特集:メタンハイドレート−資源開発と
環境影響評価」(生物研究社)
http://aquabiology.blog93.fc2.com/blog-entry-117.html
◇『海洋底掘削の基礎と応用』(日本船舶海洋工学会海中技術研究委員会 編,
成山堂書店)
http://www.seizando.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1098
◎メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム
http://www.mh21japan.gr.jp/
◎産業技術総合研究所 メタンハイドレート研究センター
http://unit.aist.go.jp/mhrc/
───【裳華房のお役立ちサイト】───────────────────
◎ 研究所等の一般公開(3/27更新)
https://www.shokabo.co.jp/keyword/openday.html
◎ 学会主催 一般講演会・公開シンポジウム(3/26更新)
https://www.shokabo.co.jp/keyword/openlecture.html
◎ 若手 春・夏・秋・冬の学校(3/26更新)
https://www.shokabo.co.jp/keyword/wakateschool.html
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★★★★★★ 【新連載】鹿野 司の“読書ノート” (第6回) ★★★★★★
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ノンフィクション・ライター/サイエンスライターの松浦晋也さんと鹿野司
さんに,お薦め書籍や思い出の1冊,新刊レビュー等をご執筆いただきます.
今月号のご担当は鹿野 司さんです.
・バックナンバーはこちら→ https://www.shokabo.co.jp/column/
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◇ 精神疾患の「現実」とは何か ◇
◆『名作マンガで精神医学』(林 公一 著,中外医学社)
一昔前に比べると、今では精神科や心療内科を受診することに対する敷居は、
ずいぶん低くなったように思う。「うつ病はこころの風邪」というような、解
りやすい標語がマスメディアなどを介して広がったおかげで(その副作用も確
かにあるのだが)、「精神科なんて受診したら、回りからなんて思われるか解
らない……」、というような、多くの患者を治療機会から遠ざけてしまうよう
な感覚は、世間からある程度薄らいではいるだろう。
しかし、そうはいっても、精神医学に関わる一般の理解はまだまだ乏しい。
むしろ、解っているつもりで、実は全くの誤解をしていることも少なくない。
それによって、多くの人が適切な医療の助けを受けられないでいる状況が続い
ている。
今回紹介する『名作マンガで精神医学』の著者、林公一さんは、10年ほども
ネット上で「Dr林の こころと脳の相談室」http://kokoro.squares.net/ とい
う Webページを開設していて、これまでに2370件以上の相談に回答してきてい
る。
その回答の口ぶりは、表面的な柔らかさのようなものには一切頼らず、理性
的かつ毅然とした態度で語られている。にもかかわらず、その芯に医療者とは
こういう人物のことかと思わせる、深い愛情がはっきりと感じられるすばらし
いものだ。
この『名作マンガで精神医学』は、統合失調症を中村ユキ著『わが家の母は
ビョーキです』(サンマーク出版)、うつ病を細川貂々著『ツレがうつになり
まして。』(幻冬舎文庫)、高次機能障害を柴本 礼著『日々コウジ中』(主
婦の友社)、そしてパーソナリティ障害を佐藤秀峰著『ブラックジヤツクによ
ろしく』(漫画 on Web) にそれぞれ主な題材として採用し、それ以外にも多
数のマンガ作品のエピソードと、現実の相談例を交えながら、精神疾患の「現
実」とは何かを、誤解なく伝えてくれようとして、それに成功している名著と
いえるだろう。
例えば、統合失調症とは、第一に若い年齢で発症し、第二に幻聴と被害妄想
が目立ち、第三に治療(投薬治療)すれば症状はおさまるもので、100人に1人
が発症する極めてありふれた病気だ。そして、症状が収まったあとは、薬は欠
かさず飲むことと、デイケアに必ず通うことの二つを愚直に守るだけで、実に
多くの統合失調症の人々と、その周りにいる人々の恩恵になると林さんはいう。
『わが家の母はビョーキです』には、それが明確に表現されている。しかし、
それはこの作品のすばらしさの序盤でしかない。
統合失調症は、前駆期や急性期については、患者の不気味な体験への興味や、
そこにこころの本質に関わる何かがあるという認識から、古くから哲学者や芸
術家、科学者も関心を持ち、物語としてもたくさんの優れた作品が作られてき
た。しかし、多彩な症状がおさまり、社会復帰への道のりが始まると、傍観者
たちはその地味な作業に興味を持たず、作品にもなってこなかった。しかし、
このマンガは、その回復期を丁寧に描写したほぼ唯一の作品だと、林さんは高
く評価している。
私自身、『名作マンガで精神医学』を読む事で、精神疾患に対する理解を深
めることができたし、すでに知っていたマンガ作品を再読したり、未読のもの
は是非読んでみたいという思いを新たにした。(余談だが、マンガは電子化さ
れている率が高いので、思い立てば直ぐに購入して読む事ができる)
また、「ストレス社会になり心の病が増えた」などというマスコミの論調に
迎合するのは、「プロフェッショナルの取るべき姿勢ではない」とか「心の有
り様の変化には、精神的な原因が無関係なことも少なくない」といった言葉に
代表される、一般人がぼんやりとしたイメージで誤解していたことを、ずばり
と切り分けてくれる心地よさも味わうことができるだろう。
多くの人に一読して貰いたい著作だと思う。
◆『名作マンガで精神医学』
林 公一 著/村松太郎 監修
四六判/294頁/定価1995円(税込み)/2012年5月発行/中外医学社/
ISBN978-4-498-12938-2
https://www.chugaiigaku.jp/modules/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1253
【鹿野 司さんのプロフィール】
サイエンスライター.1959年愛知県出身.「SFマガジン」等でコラムを連載中.
主著に『サはサイエンスのサ』(早川書房),『巨大ロボット誕生』(秀和シ
ステム),『教養』(小松左京・高千穂遙と共著,徳間書店)などがある.
ブログ「くねくね科学探検日記」 http://blog.blwisdom.com/shikano/
「鹿野 司の“読書ノート”」 Copyright(c) 鹿野司,2013
次号は松浦晋也さんにご執筆いただきます.どうぞお楽しみに!
※本コラムは本メール配信約1か月後を目安に裳華房Webサイトに掲載します.
https://www.shokabo.co.jp/column/
★★★★★★ 【連載コラム】裳華房の“古書”探訪(第12回)★★★★★★★
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弊社の起源は,江戸時代,伊達藩の御用板所であった「仙台書林 裳華房」
に遡ります.ここでは,科学書の出版に力を入れ始めた大正時代から昭和時代
に刊行された書籍の中から毎回1冊ずつ取り上げて紹介いたします.
【バックナンバー】 https://www.shokabo.co.jp/oldbooks/index.html
【裳華房の歴史】 https://www.shokabo.co.jp/history.html
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◆ ヘルマン・ワイル 著,山内恭彦 訳『群論と量子力學』
(初版 1932年[昭和7年])
https://www.shokabo.co.jp/oldbooks/1932Weyl-group.htm
本書は,数学と物理学の両分野で多大な功績を残したヘルマン・ワイル
(Hermann Klaus Hugo Weyl,1885〜1955)が執筆した“Gruppentheorie und
Quantenmechanik”(初版は1928年刊行)の第2版の日本語版です.原著の第
2版は1930年に刊行されていることから,そのわずか2年後に,この翻訳本が
刊行されたことになります.ちなみに,当時の値段は8圓50銭となっています.
初版の序文の冒頭を読むとわかるのですが,本書誕生の経緯には,どうやら,
(当の本人たちが知っていたかどうかはわかりませんが)デバイとシュレーデ
ィンガーの2人が絡んでいたようです.
当時,3人はチューリッヒ連邦工科大学に在職していたようですが,序文に
よれば,1927〜1928年の冬学期に,デバイとシュレーディンガーの2人が同時
に他へ去ったとあります[*1].
そして,ワイルは次のように記しています.
「チューリッヒは理論物理の講義の全部を失うことになった.」
当時の状況がわからないので,もしかすると,理論物理を担当できる先生が
いなくなってしまったという事実を単に述べただけかもしれませんが,私には,
この2人がいなくなってしまったことに対するワイルの非常に残念な気持ちが,
この表現に込められているように思えました.
もともとは『群論』の講義を担当すると予告していたものを『群論と量子力
学』に改め,2人がいなくなった分を何とかしようとしたことが,本書の誕生
につながったようです.
歴史に「もし……だったならば」という発想を持ち出すのはナンセンスかも
しれませんが,もし,デバイとシュレーディンガーがチューリッヒを離れなか
ったら,この名著と誉れの高い『群論と量子力學』は誕生しなかったかもしれ
ません.そう思うと,歴史の面白さを感じます.
本書については,翻訳をされた山内先生が「飜譯者附記」で次のように述べ
ています.
本書は入門書としては稍稍難解かもしれないが,量子力學の
根本原理及びその主要な應用を,統一的見地から最も完全且つ
精緻に叙述したものとして他に類がないと信ずる.
また,同じく「飜譯者附記」に,
量子力學が世に現れてから既に十年に近く,その間の發展は
眞に目覺しいものがあり,原子的現象に伴ふ多くの謎はこの理
論により殆ど總て明解に解決され,更に徹底した自然の認識に
迫進しつつある.
とあることから,この当時,量子力学という分野はまさに物理の花形として注
目され,躍進していたことがわかります.そうした中で,群と量子の関係を記
した本書が登場したわけですから,当時の物理学者はもとより,量子力学とい
うものをあまり知らなかった数学者にとっても,大きなインパクトがあったの
ではないかと思われます.
なお,全くの余談ですが,本書には,探し出す方が大変なくらいに,図がほ
んの数枚しかありません.ワイルにとっては,図などを入れなくても論理的に
一つ一つ解説していけば理解に達する,ということなのかもしれません.
一般的に言えば,図や写真は読者の理解を助けるためには有効なものなので
すが,その使い方によっては,逆に読者の思考力や想像力を奪ったり,間違っ
た理解に導いてしまうこともあって,何でも入れればよいというものでもあり
ません.
今となってはワイルの本心はわかりませんが,こうしたことを配慮してのこ
とかもしれませんし,単に「図のセンスがなかった」のかも…….もちろん,
それは原著の編集者にも言えることなのですが.
ヘルマン・ワイル(wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB
[脚注]
*1 ノーベル賞公式サイトの略歴によれば,ピーター・デバイは1927年に
ライプツィヒ大学の物理学教授に就任.エルヴィン・シュレーディン
ガーは1927年にマックス・プランクの後継者としてベルリン大学の教
授に就任しています.
◆『群論と量子力學』
ヘルマン・ワイル 著,山内恭彦 訳
B5判/392頁/昭和7年(1932年)5月発行/裳華房
【目次】
ウニテール幾何學/量子論/群とその表示/群論の量子力學への應用/對稱
置換群及び對稱變換の代數
【序文,飜譯者附記,緒論,本文(抜粋10頁分),奥付など】
https://www.shokabo.co.jp/oldbooks/1932Weyl-group.htm
※記述の誤りなど,お気づきの点がありましたら m-list@shokabo.co.jp まで
御連絡ください.
───【裳華房のお役立ちサイト】───────────────────
◎ 自然科学系の雑誌一覧 −最新号の特集等タイトルとリンク−
https://www.shokabo.co.jp/magazine/
◎ 大学・研究所・学協会の住所録とリンク
https://www.shokabo.co.jp/address.html
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★★★★★ 裳華房 売上げランキング(2013年1月〜2013年2月) ★★★★★
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分野別の直近2か月の売上げランキングです(2分野ごとを隔月に掲載).
なお,採用品としての注文分は除いています.
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★ 物理学分野 ★
1.『大学演習 熱学・統計力学(修訂版)』 久保亮五 編
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-8032-8.htm
2. 『基礎物理学選書5A 量子力学T(改訂版)』 小出昭一郎 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2132-1.htm
3. 『テキストシリーズ 振動・波動』 小形正男 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2088-1.htm
4. 『裳華房フィジックスライブラリー 解析力学』 久保謙一 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2205-2.htm
5. 『量子力学選書 相対論的量子力学』 川村嘉春 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2510-7.htm
★ 生物学分野 ★
1. 『新・生命科学シリーズ 植物の系統と進化』 伊藤元己 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5852-5.htm
2. 『エントロピーから読み解く 生物学』 佐藤直樹 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5853-2.htm
3. 『初歩からの集団遺伝学』 安田徳一 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5215-8.htm
4. 『外来生物 −生物多様性と人間社会への影響−』 西川 潮・宮下 直編著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5848-8.htm
5. 『新・生命科学シリーズ 動物の系統分類と進化』 藤田敏彦 著
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5842-6.htm
※昨年4月号より掲載してきました売上げランキングですが,直近2か月分に
ついての掲載は今号で終了させていただきます.今後は,上半期(1〜6月)
の売上げランキングを7月号に,下半期(7〜12月)のランキングを翌年1月
号に掲載していく予定です.
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次号は2013年4月25日の配信予定です.どうぞお楽しみに! \\(^o^)//
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