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Shokabo-News No.322 2016/3/8
裳華房メールマガジン 2016年3月号
https://www.shokabo.co.jp/m_list/m_list.html
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★目次★
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【1】[予告]新シリーズ「ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ」
【2】[連載コラム]松浦晋也の“読書ノート” (第22回)
【3】[連載コラム]裳華房 編集子の“私の本棚”(第35回)
【4】裳華房 オンデマンド書籍のご案内
【5】Web連載コラム「数学者的思考回路 −夢と妄想のはざま−」のご案内
【6】お知らせ&編集後記
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【1】[予告]新シリーズ「ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ」
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2016年5月より生物学分野の新シリーズ「ホルモンから見た生命現象と進化
シリーズ」(全7巻)の刊行が始まります.内分泌が関わる面白い生命現象を,
進化の視点を交えて,第一線で活躍している研究者が初学者向けに解説するも
のです.
全7巻のそれぞれに,その内容を象徴する漢字一文字(『序』『時』『継』
『愛』『恒』『巡』『守』)を当て,文字を介して描写されている生き物の姿
に面白い現象を発見し,さらに自ら探究の旅に出る意欲を醸しだすことを意図
しています.
刊行趣旨や各巻の主要目次などは下記サイトをご覧ください.
https://www.shokabo.co.jp/series/705_hormone.html
【シリーズ一覧】
I. 比較内分泌学入門 −序−
(和田 勝 著;2016年末刊行予定)
II. 発生・変態・リズム −時−
(天野勝文・田川正朋 共編;2016年夏刊行予定)
III.成長・成熟・性決定 −継−
(伊藤道彦・高橋明義 共編;2016年5月刊行予定)
IV. 求愛・性行動と脳の性分化 −愛−
(小林牧人・小澤一史・棟方有宗 共編;2016年5月刊行予定)
V. ホメオスタシスと適応 −恒−
(海谷啓之・内山 実 共編;2016年秋刊行予定)
VI. 回遊・渡り −巡−
(安東宏徳・浦野明央 共編;2016年秋刊行予定)
VII.生体防御・社会性 −守−
(水澤寛太・矢田 崇 共編;2016年末刊行予定)
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【裳華房 新刊一覧】 https://www.shokabo.co.jp/book_news.html
【ご購入のご案内】 https://www.shokabo.co.jp/order.html
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【2】[連載コラム]松浦晋也の“読書ノート” (第22回)
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ノンフィクション・ライター/サイエンスライターの松浦晋也さんと鹿野司
さんに,お薦め書籍や思い出の1冊,新刊レビュー等をご執筆いただきます.
今回のご担当は松浦晋也さんです.
・バックナンバーはこちら→ https://www.shokabo.co.jp/column/
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◆ 郊外の街の歴史が証す「昔は良かった」の嘘 ◆
● 舟越健之輔 著『箱族の街』(新潮社)
昨年末に国土交通省が子育て・介護支援に向けて3世代同居住宅に補助を出
すという方針を出してから、どうにももやもやしている。「おじいちゃん、お
ばあちゃんが同居していた時代は良かった」という懐古主義の結果のように思
えるためだ。
今の安倍政権には「昔は良かった、昔のようにしないと」という意識がある
のだろう。国交省の3世代同居住宅への補助も、もとは安倍首相ないしその周
辺の発案のようで、2015年11月に安倍首相はスピーチ中で「大家族で支え合う
生き方も、選択肢として提案していきたいと考えています」と述べている。
しかし、だ。
それぞれの時代の生活のありようは、その時代の状況に適応した結果だ。時
代が変われば状況も変わる。そして同じ状況が再現することはまずない。だか
ら単に昔はうまくいっていた手法を踏襲しても、待っているのは失敗のみだ。
新しい時代の新しい状況には、新しい手法で適応するしかない。
家族で支え合うという言葉は美しいが、支え合えばそこには近親者ならでは
の軋轢も起きるし、嫁姑のような近しいが故の支配と服従の関係も甦る。独立
した個人を尊重するという近代の思潮の結果が核家族なら、発生した問題は単
純に3世代同居に戻るのではなく、時代に即した新しい手法で解決するほうが
ずっと有意義だ。
というようなことを考え、このところ「本当に昔は良かったのか」という視
点で資料を読んでいる。今回取り上げる『箱族の街』はその中で見付けた一冊
だ。
「国鉄・高崎線の上尾駅で通勤客が暴動を起こしたんだよ」と聞いて、「あ
あ、あったあった」と思い出すのは、もう50代から上の世代になってしまった。
思い出すことが出来る人は合わせて「順法闘争」「動労に国労に鉄労」といっ
た言葉が口を突いて出てくるはずである。
1973年3月13日の朝、群馬県・埼玉県方面から東京への通勤路線である国鉄
高崎線(現JR東日本高崎線)の上尾駅(埼玉県上尾市)で、通勤列車が動か
なくなったことから、苛立った通勤客が暴動を起こした。暴動は午後まで続き、
駅の施設は破壊された。ほぼ一日中高崎線は運休となり、逮捕者が7名――こ
れが上尾事件である。当時は上尾暴動とも呼ばれた。
もちろん、通勤客が怒り狂って暴動を起こすに至るまでには、様々な理由が
積み重なっていた。まず、高度経済成長に伴う高崎線沿線の急速な住宅開発が
あった。周辺人口が増え、高崎線の利用者は急増したが、当時高崎線沿線には
東北新幹線を建設する計画が動いており、国鉄は埼玉県をはじめとした自治体
や住民に対して、高崎線の輸送力増強は東北新幹線建設とセットであるという
態度を取り、高崎線単独の輸送力増強をしようとしなかった。しかも高崎線は
首都圏から上越方面へのアクセス路線でもあり、冬から春にかけては、多数の
スキー列車が走るために、ただでさえ輸送力に余裕がなかった。結果、高崎線
は遅延と運休が常態化していた。
そこに、国鉄の組合活動が重なった。国鉄の組合活動は込み入った経緯の結
果、国鉄労働組合(国労)、機関士の国鉄動力車労働組合(動労)、事務職員
を中心とした鉄道労働組合(鉄労)と分裂していた。このうち、国労と動労は、
当時国鉄職員には認められていなかったスト権の獲得を目指し、長年に渡って
順法闘争を繰り広げてきた。順法闘争とは、仕事の手順をことさらに綿密・丁
寧に行うことで業務効率を下げ、結果的にサボタージュと同じ効果を得るとい
う労働闘争の一形式だ。が、これを高崎線で行うことは、人口急増で混雑する
通勤電車が一層混雑し、遅延することを意味した。
1973年初春、遅延・運休が日常化していた高崎線で春闘と共に順法闘争が始
まる。ただでさえ大変だった東京への通勤は過酷さを増し、そして遂に乗客の
怒りが暴力となって爆発したのである。
本書の著者は、当時上尾市に建設された公団団地に住んで東京に通勤してお
り、上尾事件に遭遇した。その後、上尾事件の関係者に取材を重ね、本書を上
梓してノンフィクション作家として独立。『災害救助犬「ヤール」の仲間たち』
(東京書籍)、『われ広告の鬼とならん―電通を世界企業にした男・吉田秀雄
の生涯−』(ポプラ社)などの著書を持つ。
タイトルの『箱族の街』にある箱族とは、団地に住む人々のこと。箱族の街
とは急速に公団団地が造成された上尾市に他ならない。本書は大きく3部構成
になっており、最初が新たな団地に引っ越してきた人々の生活と団地自治会結
成の経緯、次が本書の中核を成す上尾事件の経緯、そして最後に1974年夏に高
校野球全国大会に初出場した埼玉県立上尾高校野球部が地元に起こす波紋を描
いていく。上尾という土地に団地と共にやってきた新住民、人口急増が一因と
なって起きた上尾事件、急速に強くなり周辺住民の期待を集めすぎた野球部が
ひとつの不祥事によって引き起こす悲劇――浮かび上がるのは、かつて東京郊
外のベッドタウンで繰り広げられていた生活そのものだ。
上尾事件から43年、本書執筆から33年を経た現在における本書の白眉は、緻
密な取材に基づく上尾事件の再現よりも、著者自身が体験した1960年代終わり
から1970年代にかけての東京ベッドタウンに建設された団地における生活の、
詳細な記述である。
上尾駅西口には肥料工場があり、時折ひどい悪臭を街に流す。急増した人口
に商店数が追いつかず、買い物も一苦労だ。団地の旺盛な食料需要を当て込ん
で、団地内には露天商が多数入り込むが、そこで販売された豆腐から赤痢が発
生する。団地で自治会を結成しようとすると、創価学会会員の住人が主導権を
握ろうとして悶着を引き起こす。創価学会が折伏大行進という大規模な勧誘活
動を展開して、その強引な手法が社会問題となったのは1951年のことだ。1973
年から見ると22年前である。
上尾駅のホームは狭く、階段に至っては幅1.5mしかない。そこに通勤時間帯
には数千人が殺到して、遅延が常態となった高崎線を利用する。通勤時の混雑
率は200%はおろか300%にも達する。おそらくは極度の疲労のためだろう、近所
の30歳になったばかりの住人が脳溢血で倒れて急逝する様子も描かれる。
駅から団地までの交通機関であるバスも本数が少なく、激混み状態だ。見知
らぬ団地住人同士が連れ立ってタクシーを利用する乗り合いタクシーが一般化
する。違法行為だが、「やむを得ない」として黙認される。
それでも著者は、団地に住み、東京に通勤する生活を「快適な日が続いた」
と形容する。「新しい鉄筋5階建ての団地の室内は合理的で、広々としたキッ
チンに明るい部屋の間取り。スイッチひとつで風呂が沸く。そして新しいカー
テンに日が照り返る。」(本書p.67)。
当時の公団団地が本当に広かったはずはない。というのも、公団団地では畳
のサイズを小さくして、狭い部屋を広く錯覚させつつスペースを節約するとい
う設計が行われていたからだ。関東地方で標準の江戸間の畳は5尺8寸×2尺9寸
(176cm×88cm)、それに対して、団地間と呼ばれる団地用の畳は5尺6寸×2尺
8寸(170cm×85cm)なのである。
著者が「快適」と感じたのは、それ以前、団地以前の日本の普通の住まいや
生活様式が、今の目から見るとはるかに劣悪でつらいものであったからに他な
らない。「スイッチひとつで湯が沸く」給湯システムは、今でこそ当たり前に
なっているが、当時は最新鋭の憧れの装備だった。それ以前は、風呂を沸かす
にも色々面倒な手順があったし、それどころか「家に風呂がある」ということ
そのものが、けっこうな贅沢だった。
本書の記述から見えてくるのは、人間はどんな劣悪な環境であってもそれが
日常ならば適応し、その中に「良いところ」を見付ける生き物なのだというこ
とだ。そこに、自分の人生の思い出が絡んでノスタルジーの感情が発生すると、
「昔は良かった」という言説まではあと一歩である。
が、実際には日本の近代における人々の生活には、「昔のほうが良かったこ
と」はあまりない。むしろ、科学技術の進歩、社会インフラの充実、それに伴
う社会制度の整備により、人々の生活の質はずっと向上してきた。「昔は良か
った」のではなく、昔の劣悪な環境に慣れて生活していた記憶が、ノスタルジ
ーと相まって「昔は良かった」と言わせているに過ぎないのだろう。
【今回紹介した書籍】
● 『箱族の街』
舟越健之輔/四六判/310頁/1983年7月刊行/新潮社(版元品切れ中)
ISBN 978-4-10-347301-5
【松浦晋也さんのプロフィール】
ノンフィクション・ライター.1962年東京都出身.現在,PC Online で「人と
技術と情報の界面を探る」,日経トレンディネットで「“アレ”って何? 読
めばわかる研究所」,日経テクノロジーで「小惑星探査機はやぶさ2の挑戦」
を連載中.主著に『小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦』『はやぶさ2の真実』
『飛べ!「はやぶさ」』『われらの有人宇宙船』『増補 スペースシャトルの
落日』『恐るべき旅路』『のりもの進化論』などがある.
Twitterアカウント https://twitter.com/ShinyaMatsuura
「松浦晋也の“読書ノート”」 Copyright(C) 松浦晋也,2016
次回の「読書ノート」は鹿野司さんにご執筆いただきます.どうぞお楽しみに!
※本コラムは本メール配信約1か月後を目安に裳華房Webサイトに掲載します.
https://www.shokabo.co.jp/column/
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【3】[連載コラム]裳華房 編集子の“私の本棚”(第35回)
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編集部の有志が月替わりで,思い出の一冊やお薦めの書籍などを語ります.
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◆ 小学生がみせる本格的な研究とは…… ◆
●森見登美彦 著『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫)
編集者のFです.
子どもの頃,学校のまわりを探検したり,秘密基地をつくったりした経験は
ありますか? 今回はちょっと趣向を変えて,そんな子どもたちの世界を舞台
にした小説をご紹介したいと思います.
主人公のアオヤマ君は小学校の四年生.
とてもかしこくて素直な少年ですが,どことなく気取っていてナマイキ(笑).
なにしろ彼は,自称“たくさんの研究を抱える多忙な小学生”なのです.
そんなアオヤマ君が住む街に,突然,たくさんのペンギン(アデリー・ペン
ギン)が出現します.南極に生息しているはずのペンギンたちはいったいどこ
から来たのか.当然のことながら,住宅地には生息していません.
ペンギンたちが海から陸に上がるときに決まってたどるルートを「ペン
ギン・ハイウェイ」と呼ぶのだと本に書いてあった。その言葉がすてき
だと思ったので、ぼくはペンギンの出現について研究することを、「ペ
ンギン・ハイウェイ研究」と名付けた。(本書p.24)”
ここからアオヤマ君の「ペンギン・ハイウェイ研究」は始まり,クラスの友
人も仲間に加わって物語は展開していきます.
研究対象こそ「ペンギン出現の謎」というフィクションなのですが,彼らの
研究手法はとても科学的です.ペンギンたちの様子を観察してノートに記録す
る.いろいろな実験を試し,その結果から考察する.仲間と議論しながら仮説
を立てていく…….これぞまさに研究のお手本!といった感じで,読了当時,
大学院生だった私は彼らに脱帽しました.
この,フィクションと科学的方法とのギャップがとても面白く,現実世界に
非現実を絶妙に織り交ぜる,森見氏らしい作風がよく表れている部分でもあり
ます.
また,冒頭で紹介したような子どもならではの行動や視点が随所にちりばめ
られているのも本書の魅力の一つ.共感できるものが多々あり,じんわりと懐
かしさを感じました.作者自身,「自分が幼かった頃に考えていた根源的な疑
問や、欲望や夢を一つ残らず詰め込みました。」[*1]と語っており,きっと
読者のみなさまの琴線に触れるものもたくさんあると思います.
*1 http://hatenanews.com/articles/201005/1203 からの引用
さらに,アオヤマ君を「ナマイキ」とからかいながらも可愛がってくれる
“お姉さん”をはじめ,彼らの成長を見守る大人たちの温かさもステキです.
アオヤマ君とお姉さんの会話にクスクス笑いつつ,『ペンギン・ハイウェイ』
の不思議な世界を堪能していただきたく思います.
【今回紹介した書籍】
●『ペンギン・ハイウェイ』
森見登美彦 著/文庫判/388頁/定価691円(税込み)/2012年11月刊行
KADOKAWA(角川文庫)/ISBN 978-4-04-100561-3
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=201203000135
[電子書籍]
http://bookwalker.jp/de552479e8-f785-4f16-944c-8c2bedf12f04/
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【4】オンデマンド出版書籍(POD版)のご案内
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オンデマンド出版書籍(POD版)とは,出版物をデジタルデータ化することで,
1冊からの印刷・製本・販売を行う書籍のことです.
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html
ご注文は,お近くの書店・大学生協書籍部,または委託先である「万能書店」
にお願いします.「万能書店」 https://www.d-pub.co.jp/shop/
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【数学分野】
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html#math
・『微分積分学』(矢野健太郎 著)
・『数学シリーズ 多変数の微分積分』(大森英樹 著)
・『解析学序説(新版)上巻』(一松 信 著)
・『解析学序説(新版)下巻』(一松 信 著)
・『微分方程式』(矢野健太郎 著)
・『数学シリーズ 常微分方程式』(島倉紀夫 著)
・『函数論 上巻(新版)』(竹内端三 著)
・『函数論 下巻(新版)』(竹内端三 著)
【物理学分野】
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html#phys
・『大学演習 一般物理学』(金原寿郎 編)
・『フィジックスライブラリー 物理数学(II)』(中山恒義 著)
・『物理学のすすめ 熱力学とは何か』(和田正信 著)
・『高校課程 物理 上巻(全訂版)』(原島 鮮 著)
・『高校課程 物理 下巻(全訂版)』(原島 鮮 著)
【化学分野】
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html#chem
・『化学サポートシリーズ 化学のための初めてのシュレーディンガー
方程式』(藤川高志 著)
・『基礎化学選書10 物性化学』(松永義夫 著)
・『無機化学』(梅本喜三郎 著)
・『天然無機化合物』(佐々木信行・綿抜邦彦 共著)
・『基礎化学選書5 有機反応機構(改訂版)』
(右田俊彦・永井洋一郎 共著)
・『化学新シリーズ 有機金属化学』(小宮三四郎・碇屋隆雄 共著)
・『化学の目でみる地球の環境(改訂版)』(北野 康 著)
【生物学分野】
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html#bio
・『はじめてのえころじい』(藤井宏一 編著)
・『植物遺伝育種学』(武田和義 著)
・『基礎生物学選書6 形態形成の原理(全訂版)』(中沢信午 著)
【そのほか】
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html
・『実用的な科学論文の書き方』(田中 潔 著)
・『鉱物学概論』(秋月瑞彦 著)
・『活動する宇宙』(柴田一成ほか編)
・『新教科書シリーズ エネルギー工学入門』(梶川武信 著)
・『先端材料シリーズ 電気伝導の基礎と材料』(日本材料科学会 編)
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【オンデマンド出版書籍】 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html
【電子書籍のご案内】 https://www.shokabo.co.jp/ebooks/index.html
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【5】Web連載コラム「数学者的思考回路 −夢と妄想のはざま−」のご案内
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数学者はふだん何を考えているのでしょうか?
昨年9月より裳華房ウェブサイトで連載を開始した,2人の数学者によるコ
ラム「数学者的思考回路 −夢と妄想のはざま−」はもうお読みいただけました
でしょうか?
「数学者的思考回路 −夢と妄想のはざま−」
https://www.shokabo.co.jp/column-math/
最新の第7回「ふたご素数」(執筆:大野泰生先生と谷口隆先生)を3/2に
掲載しましたので,是非,ご一読をお願いいたします.
次回(第8回)は4/6に掲載予定です(毎月第1水曜日更新)。
どうぞお楽しみに!
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【6】お知らせ&編集後記
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◇お知らせ
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1.教科書をお探しの方へ
https://www.shokabo.co.jp/text.html
2.訂正表・正誤表や新しい演習問題など「書籍のサポート情報」.
https://www.shokabo.co.jp/support/index.html
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◇編集後記
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寒暖の差が激しい日が続きますが,いかがお過ごしでしょうか.
弊社の2016年版図書目録(冊子版)を4月上旬に発行する予定です.ご希望
の方は,送付先のご住所・お名前を電子メール info@shokabo.co.jp までご連
絡ください(無料で進呈いたします).
(TK)
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次号は2016年4月8日の配信予定です.どうぞお楽しみに! \\(^o^)//
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