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Shokabo-News No.335 2017/5/17
裳華房メールマガジン 2017年5月号
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★目次★
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【1】2017年 新刊書籍一覧
【2】連載コラム 松浦晋也の“読書ノート”(29):
『人民は弱し 官吏は強し』(星新一 著,新潮社)
【3】連載コラム 裳華房 編集子の“私の本棚”(47):
ヘイガー著『大気を変える錬金術』(みすず書房)
【4】Web連載コラム「数学者的思考回路 −夢と妄想のはざま−」のご案内
【5】お知らせ&編集後記
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【1】2017年 新刊書籍一覧 (2017年1月〜4月刊行のもの)
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【数学分野】
●『具体例から学ぶ 多様体』(藤岡 敦 著)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1571-9.htm
A5判/288頁/定価(本体3000円+税)/2017年3月
●『数学選書5 多様体入門(新装版)』(松島与三 著)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1317-3.htm
A5判 上製/294頁/定価(本体4400円+税)/2017年3月
●『数学選書4 ルベーグ積分入門(新装版)』(伊藤清三 著)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1318-0.htm
A5判 上製/324頁/定価(本体4200円+税)/2017年3月
【物理学分野】
●『超伝導磁束状態の物理』(門脇和男 編)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2922-8.htm
A5判 上製/692頁/定価(本体15000円+税)/2017年4月
【化学分野】
●『健康寿命を延ばそう! 機能性脂肪酸入門
−アルツハイマー症、がん、糖尿病、記憶力回復への効果−』
(彼谷邦光 著)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3512-0.htm
A5判/168頁/定価(本体2300円+税)/2017年2月
【生物学分野】
●『新しい教養のための 生物学』(赤坂甲治 著)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5234-9.htm
B5判/168頁/3色刷/定価(本体2400円+税)/2017年2月
●『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ I 比較内分泌学入門 −序−』
(和田 勝 著)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5114-4.htm
A5判/248頁/定価(本体2500円+税)/2017年4月
●『これからの爬虫類学』(松井正文 編)
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5867-9.htm
A5判 上製/288頁/定価(本体4500円+税)/2017年2月
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【裳華房 新刊一覧】 https://www.shokabo.co.jp/book_news.html
【ご購入のご案内】 https://www.shokabo.co.jp/order.html
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【2】[連載コラム]松浦晋也の“読書ノート” (第29回)
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ノンフィクション・ライター/サイエンスライターの松浦晋也さんと鹿野司
さんに,お薦め書籍や思い出の1冊,新刊レビュー等をご執筆いただきます.
今月号のご担当は松浦晋也さんです.
・バックナンバーはこちら→ https://www.shokabo.co.jp/column/
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◆ 阿片の向こうにアルカロイドの花園を見ていた星一 ◆
● 星新一 著『人民は弱し 官吏は強し』(新潮社)
大分さまざまな文献を読んで地固めをしたので、そろそろ批判的に読み解く
ことができるかと思い、『人民は弱し 官吏は強し』を再読してみた。星新一
(1926〜1997)が、父・星一(1873〜1951)のつくった星製薬が、官吏の妨害
にあって追い詰められていく様子を描いた長編小説だ。
が、まだ難しかった。ご存知の通り星新一はショートショートの大家である
が、この長編はまさにショートショートの手法で書かれていて、かなり色々な
ものをそぎ落としてある。そこを補い、しかも小説として書かれたストーリー
の中から史実を拾い上げていくには、まだまだ読書量が足りなかった。
が、それでも見えてきたものがある。
星一にとってモルヒネ精製は、単なる第一歩であったということだ。彼の頭
にあったのはアルカロイドだった。
アルカロイド――窒素を含み多くはアルカリ性を示す有機化合物の総称だ。
アルカロイドはさまざまな薬理作用を持つ。モルヒネはアルカロイドの一種で
ある。星一の指揮の下、星製薬はモルヒネを手始めに、コカイン(麻薬として
有名だが、医療用には麻酔薬として使用された)、キニーネ(マラリアの治療
薬)、アトロピン(散瞳剤)などのアルカロイドの精製手法を工業化し、薬剤
として販売していったのである。
阿片利権に群がった者たちは、阿片、そして阿片から精製されるモルヒネを、
なによりも金のなる木として見ていた。が、どうも星一は、モルヒネからの収
益は存分に利用しつつも、むしろその先に、アルカロイド系薬剤を系統的に国
産化し、販売するという、より大きな構想を持って動いていたようなのである。
本コラムの第26回[*1]に書いたように、本書には「台湾総督府高官の夫人
が組織した婦人慈善会という組織が、星製薬の株式を大量に持っていた」とい
う1918年(大正7年)のスキャンダルについては記述がない。だから、星一が
完全に潔白かといえばそうではないのだろう。しかし同時に、星一は阿片のも
たらす利権にこだわっていたわけではなかった。彼は阿片の向こう側に、アル
カロイドという、より広大な薬の世界を見ていたのである。
*1 https://www.shokabo.co.jp/column/matsu-26.html
本書によると、そんな星に対して反感を持ち、その脚を引っ張ったのは、ま
ず内務省だ。1916年、日本政府は「製薬および化学工業薬品の奨励法」という
法律を作り、補助金を入れて製薬産業の高度化を図った。製薬を管轄する内務
省は、内国製薬という会社を作り、そこに補助金を入れたのだが、その実、内
国製薬の実権は、星製薬のライバルである三共製薬が握ってしまった。三共製
薬が内務省に働きかけた結果である。これに星一は声高に反対して、内務省と
の関係を損ねてしまう。
この経緯を、本書は内国製薬ではなく国内製薬、三共製薬ではなく三原製薬
とその社長の三原作太郎という仮名を使って描いていく。現在、三共製薬は合
併の結果、第一三共という名称になっているが、本書が刊行された1971年はま
だ三共製薬という名前だった。星新一は、名誉毀損にならないように仮名を使
ったのだろう。
三原作太郎に相当する人物は、三共製薬創業者の塩原又策(1877〜1955)で
ある。塩原は、高峰譲吉(1854〜1922)と懇意になり、高峰が発見した消化酵
素のタカジアスターゼ(現在はアミラーゼという名称になっている)を事業化
することで三共製薬発展のきっかけを作った。その後も、高峰の発見したアド
レナリン、さらには鈴木梅太郎(1874〜1943)の発見したオリザニン(ビタミ
ンB1)を事業化するなどの功績を残している。事業家としては、星一に匹敵す
る能力がある人だったといえるだろう。
違っていたのは、星は次々にアイデアを思いついては、高速の研究開発で事
業化する技術指向のベンチャー経営者タイプだったのに対して、塩原は人間関
係を軸に外部から事業の種を引っ張ってくるタイプの経営者だったことだ。タ
カジアスターゼもオリザニンも、塩原は海外からの輸入という形で事業化して
いる。また、本書には、三原作太郎こと塩原又策が、官庁からの天下りを会社
に迎え入れて、官庁街に人脈を張り巡らせていく様も描かれている。
星は後藤新平(1857〜1929)の後ろ盾を得ていたが、後藤の政敵である加藤
高明(1860〜1926)も、星を後藤の財布とみて、星の敵に回った。本書には、
加藤側の側近として政治家の安達謙蔵(1864〜1948)が本名で登場する。さら
には加藤の妻は、三菱創業者の岩崎弥太郎(1835〜1885)の娘だった。つまり、
この時点で、星は間接的に三菱財閥をも敵に回すことになったのだ。
そして1921年(大正10年)、阿片事件が起きる。星製薬が横浜税関に保管し
ていた100トンもの生阿片が、国内法違反であると摘発された事件だ。第一次
世界大戦後、阿片の価格は急落した。星一は、これをチャンスとみて阿片を大
量に購入する。安価に原料を一括購入し、その後計画的にモルヒネへと精製し
ていくことで利益をあげようとしたのである。その保管場所として彼が選んだ
のは横浜税関だった。阿片の国内持ち込みは法律で禁止されているが、税関が
国内にあたるかどうかはグレーゾーンだった。星は、関係官庁に問題がないと
いうことを確認した上で、横浜税関に阿片を置いていた。
が、これが彼の敵からすれば絶好の攻撃目標となった。100トンもの阿片が
持つスキャンダラスな印象は、星製薬に大きなダメージを与える。
……と、ここまで読み進んで、私は既視感を覚えた。この構図、見たことが
あるぞ。
ライブドア事件だ。
堀江貴文氏率いるライブドアに、有価証券報告書に虚偽の内容を掲載したと
の証券取引法違反の容疑で家宅捜索が入ったのは2006年1月のことだった。最
終的に堀江氏は実刑判決が確定して収監され、ライブドアは買収と合併を経て
会社としては消滅した(ライブドアブログなどのブランドとしては現在も存続
している)。
私は、ロケット開発に関連して2004年に堀江氏の面識を得た。事件発生前、
2004年から2005年にかけて何回かロケット仲間と共に面会している。その席で
彼はロケットや宇宙の話題に専心し、事業の話をすることはなかったが――10
年以上経っているのでもう書いてもいいだろう――1度だけ「我々は、みんな
が先入観で固まっているところをひっくり返して新しいことをやっていく必要
があるんですよ」と誰に言うでもなくつぶやいたのを覚えている。
株式の100分割や株の時間外取引など、この時期のライブドアは確かに社会
システムを、当初想定していたのとは違うやりかたで使うという動きが目立っ
ていた。
これは、星製薬の動きと似てはいないだろうか。厳しく阿片の取り引きを禁
じている日本ではなく、阿片中毒患者が多数居住し、かつ総督が大きな権力を
持っている台湾総督府への「原料の阿片を、モルヒネ含有量が多いが風味で劣
るトルコ産に切り替えて、差分のモルヒネを医薬品として抽出する」という進
言、あるいは法的にグレーゾーンだった横浜税関の倉庫に生阿片を保管する手
法――共に「先入観で固まっているところをひっくり返す」行き方ではなかろ
うか。
先入観なしの新しいアイデアによる経営は、旧来のやり方からは“秩序の紊
乱者(びんらんしゃ)”とされがちだ。
今でもライブドアを「カネだけの虚業だった」と思っている方がいるかも知
れないが、実際にはライブドアは高い技術を持つソフトウェア技術者の集団だ
った。最終的にライブドアを買収したのは韓国のインターネット企業のNHN
(現ネイバー)だった。まとめサービス「NAVER」で伸びた会社である。NHN
の子会社となったライブドアは、現在はNHNジャパンと合併してラインとい
う社名になっている。言わずと知れたSNSサービス「LINE」の運営主体だ。
一世を風靡しているLINEは、ライブドアの技術力が基礎となって開発されたの
である(もちろん、人の出入りの激しい業界なので、すべてがライブドア由来
というわけではないが)。
星製薬とライブドアの事件は共に、すぐれた技術と、先入観を排した経営で
伸びた会社を脅威と感じた旧来の業界が、政府を動かし、新興企業が抱えるグ
レーゾーンを突いて、徹底的に叩きのめしたという側面があるのではないだろ
うか。星一は、斬新な発想でショートショートの大家となった星新一の父だ。
その発想力は本コラムの第24回[*2]でとりあげた『三十年後』を読んでも明
らかであろう。そして、ライブドアは、フジテレビへの買収攻勢で、既存メデ
ィア業界にとっては明らかな脅威として認識されていた。
私には、ライブドア事件の法的側面を論じるだけの法律の知識はない。そし
て、財務を担当していた野口英昭氏の不自然なカッコ付きの“自殺”と、捜査
を担当した沖縄県警の事件終結を急いだ奇妙な態度など、ライブドア事件にい
まだ解明されていない闇があることも間違いないだろう。しかし、その後に起
きたライブドアよりも遙かに規模の大きい粉飾決算事件――オリンパス、東芝
など――で、誰一人として実刑判決を受けていないというのがどうにも腑に落
ちない。
*2 https://www.shokabo.co.jp/column/matsu-24.html
1924年(大正13年)、加藤高明が内閣総理大臣に就任すると、星製薬と星一
に対する圧力は一層強まる。台湾総督府からの粗製モルヒネ払い下げはなんの
説明もなしに止まってしまった。銀行も星製薬への融資を渋り、星製薬は経営
危機に陥った。
星のライバルたちは、台湾総督府の倉庫に山積みになった粗製モルヒネに群
がり、加藤高明の憲政会にこぞって献金した。本書によると、その中心でもっ
ともうまく立ち回ったのは三原製薬と三原作太郎、つまり三共製薬と塩原又策
だった。阿片事件の裁判は二審、三審と続き、いずれも星は無罪を勝ち取る。
が、失われた信用は戻ってこない。
この時期、星は新しい技術であった冷凍庫で事業を始めようとして、出資を
集めていた。ところが政府はなんと全国の警察を動かして、潜在的な出資者へ
「星への出資はまかりならん」と圧力をかける暴挙に出る。滅茶苦茶もいいと
ころだ。結果、冷凍庫事業は空中分解する。
本書は、社債償還を目前に控えた1926年(大正15年)10月23日の星製薬株式
総会における星一のあいさつで終わる。星一の最後の言葉が、本書のタイトル
『人民は弱し 官吏は強し』 だ。
新しい発想で動く“やんちゃ”な新興企業を、政府ぐるみで叩く社会はろく
なものではない。星製薬の苦難から20年後、日本は太平洋戦争で焦土となり、
敗戦を迎える。ライブドアを叩いた我々の社会は、この先どのような“敗戦”
を迎えるのであろうか。ろくでもない社会にはろくでもない末路が待っている
としたら……。
【今回紹介した書籍】
● 『人民は弱し 官吏は強し』
星新一 著/254頁/定価562円(税込)/1978年7月刊行/
ISBN 978-4-10-109816-6/新潮社(新潮文庫)
http://www.shinchosha.co.jp/book/109816/
#電子書籍版もあり。
【松浦晋也さんのプロフィール】
ノンフィクション・ライター.1962年東京都出身.現在、日経ビジネスオンラ
インで「宇宙開発の新潮流(*1)」「介護生活敗戦記(*2)」を、「自動運転
の論点」で「モビリティで変わる社会(*3)」を連載中。主著に『小惑星探査
機「はやぶさ2」の挑戦』『はやぶさ2の真実』『飛べ!「はやぶさ」』『わ
れらの有人宇宙船』『増補 スペースシャトルの落日』『恐るべき旅路』『の
りもの進化論』などがある.
Twitterアカウント https://twitter.com/ShinyaMatsuura
*1 http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20101208/217467/
*2 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/030300121/
*3 http://jidounten.jp/archives/author/shinya-matsuura
「松浦晋也の“読書ノート”」 Copyright(C) 松浦晋也,2017
次号は鹿野司さんにご執筆いただく予定です.どうぞお楽しみに!
※本コラムは本メール配信約1か月後を目安に裳華房Webサイトに掲載します.
https://www.shokabo.co.jp/column/
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【3】[連載コラム]裳華房 編集子の“私の本棚”(第47回)
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編集部の有志が月替わりで,思い出の一冊やお薦めの書籍などを語ります.
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◆ ハーバー・ボッシュ法の光と影を知る ◆
●ヘイガー著『大気を変える錬金術』(みすず書房)
編集者のFです。
書名となっている「大気を変える錬金術」とは、無尽蔵にある空気から、生
命が生きていく上で欠かせないアンモニアをつくる方法“ハーバー・ボッシュ
法”のことです。20世紀の初めに開発されたこの合成法は、人々を食糧危機か
ら救いました。現代に生きる私たちもこの技術の恩恵を受けています。まさに
錬金術のような発明ではありましたが、その一方で戦争にも利用され多くの命
を奪いました。
開発者であるフリッツ・ハーバーとカール・ボッシュは、第一次、第二次世
界大戦下を生きたドイツの科学者です。本書は2人の人生を描いたものですが、
ハーバー・ボッシュ法が登場する前史から入り、この技術が世界を一変させた
ことがよく分かる構成になっています。
ハーバーとボッシュの名前は高校の教科書にも載っていますが、それこそ教
科書程度の知識しか持っていなかった私にとって、彼らの波乱万丈な人生は衝
撃的でした。著者はとくに、戦争という時代の中で重要な選択を迫られていく
ボッシュを丁寧に描いています。ボッシュはナチスに強く抗いながらも、経営
者としての自身の立場や、一人のエンジニアとしての欲望を優先させたとき、
抗いきれません。結局はずるずると加担していってしまう様には、ぞっとする
ような恐怖を覚えました。これは科学と軍事が結びついた歴史の一つでもある
のです。
科学の軍事研究への在り方が話題となる現代において、成果がもたらす二面
性がよく見える本書は、読む価値のある一冊だと思います。残念ながら品切れ
中のようですので、図書館等でご覧いただければ幸いです。
【今回紹介した書籍】
●『大気を変える錬金術 −ハーバー、ボッシュと化学の世紀−』
トーマス・ヘイガー 著,渡会圭子 訳,白川英樹 解説/四六判/344頁/
定価(本体3400円+税)/2010年5月発行/みすず書房/978-4-622-07536-3
http://www.msz.co.jp/book/detail/07536.html
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【オンデマンド出版書籍】 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html
【電子書籍のご案内】 https://www.shokabo.co.jp/ebooks/index.html
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【4】Web連載コラム「数学者的思考回路 −夢と妄想のはざま−」のご案内
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数学者はふだん何を考えているのでしょうか?
裳華房ウェブサイトで好評連載中の,2人の数学者によるコラム「数学者的
思考回路 −夢と妄想のはざま−」はもうお読みいただけましたでしょうか?
「数学者的思考回路 −夢と妄想のはざま−」
https://www.shokabo.co.jp/column-math/
現在,第16回「割合に弱い?」(執筆:大野泰生先生)を公開中です.是非,
ご一読をお願いいたします.
次回(第17回)は6/7に掲載予定です(偶数月第1水曜日更新)。
どうぞお楽しみに!
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【5】お知らせ&編集後記
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◇お知らせ
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1.訂正表・正誤表や新しい演習問題など「書籍のサポート情報」.
https://www.shokabo.co.jp/support/index.html
2.2017年度版 裳華房 総合図書目録
https://www.shokabo.co.jp/catalogue/index.html
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◇編集後記
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今年度の社員募集は締め切りました.ただいま書類選考中です.ご応募いた
だいた方へのご連絡は今少しお待ちいただければと存じます.
(TK)
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次号は2017年6月15日の配信予定です.どうぞお楽しみに! \\(^o^)//
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