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裳華房メールマガジン (Shokabo-News)
バックナンバー(No.386;2023年4月号 松浦晋也の“読書ノート” ほか)

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆   Shokabo-News No.386                2023/4/26   裳華房メールマガジン 2023年4月号   https://www.shokabo.co.jp/m_list/m_list.html ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ★目次★ ─────────────────────────────────── 【1】2〜3月の刊行書籍   『接続の微分幾何とゲージ理論(新装版)』   『物理学(新装版)』   『裳華房テキストシリーズ‐物理学 物理数学(増補修訂版)』   『みつけよう化学 −ヒトと地球の12章−』 【2】連載コラム 松浦晋也の“読書ノート”(60):   『さくらと介護とオニオカメ!』(1〜5巻)     (たかの歩 著、マイクロマガジン社、2020〜2022年刊) 【3】裳華房の売上げランキング(2023年1〜3月) 【4】お知らせ&編集後記 ─────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】2〜3月の刊行書籍 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※詳細な目次、内容見本などは裳華房Webページをご参照ください。 ●『接続の微分幾何とゲージ理論(新装版)』 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1595-5.htm 小林昭七 著/A5判上製/276頁/定価5170円(税込)/2023年2月発行/ 裳華房/ISBN 978-4-7853-1595-5 C3041  “接続”は微分幾何を専門にする読者だけでなく、トポロジー、代数幾何、 理論物理などの研究にも重要な道具となっている。本書は、そのような広い 範囲の読者に、接続の理論と、その応用としてゲージ理論の初歩を解説する ことを目的としたものである。 ■ 古典的名著を、新たな装いで。   「昭七先生」として親しまれ、数学界に大きな影響を与えた数学者・小林 昭七氏。同氏ならではの明快で研ぎ澄まされた数学が、この“古典”には確 かに息づいている。  2023年刊行の新装版では、読みやすさ・見やすさを向上させるため、数式 組版ソフトLaTeXを用いて新規に組み直しを行った。 ●『物理学(新装版)』 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2277-9.htm 小出昭一郎 著/A5判上製/400頁/2色刷/定価2420円(税込)/ 2023年3月発行/裳華房/ISBN 978-4-7853-2277-9  C3042  旧版(三訂版)の累計発行部数75万部強のベストセラー・ロングセラー教科 書・参考書の新装版。  新装版では2色化を行い、図や重要語句を視覚的にわかりやすくするととも に、発展事項にはアイコンを表記するなどレイアウトを全面的に見直し、より 読みやすく、メリハリのあるデザインにした。また、用語の不統一の修正など も行った。 ●『裳華房テキストシリーズ‐物理学 物理数学(増補修訂版)』 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2278-6.htm 松下 貢 著/A5判/330頁/定価3520円(税込)/2023年3月発行/ 裳華房/ISBN 978-4-7853-2278-6 C3042  数学的な厳密性にはあまりこだわらず、直観的にかつわかりやすく解説する ことを目的に執筆された定番書の増補修訂版。  増補修訂版では、本文全体にわたって表現をより正確かつ簡潔にする方向で 修訂するとともに、新たに第11章として偏微分方程式を加えた。また、例題、 問題やコラムなどの追加も行った。 ●『みつけよう化学 −ヒトと地球の12章−』 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3527-4.htm 山ア友紀 著/B5判/152頁/2色刷/定価2420円(税込)/ 2023年3月発行/裳華房/ISBN 978-4-7853-3527-4 C3043  身のまわりにあふれる「化学」にワクワクしたい人のための入門テキスト。 ヒトの体や食べ物、ファッションや料理、住環境からグローバルな地球環境問 題まで、知れば知るほどもっと学びたくなる化学の話題を満載。大学生だけで なく高校生や一般社会人も、化学のセンスがみがかれ生活が輝きだすことうけ 合いの一冊。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【裳華房 新刊一覧】   https://www.shokabo.co.jp/book_news.html 【裳華房 分野別書籍一覧】https://www.shokabo.co.jp/mybooks/0000.html 【正誤表などサポート情報】https://www.shokabo.co.jp/support/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】[連載コラム]松浦晋也の“読書ノート” (第60回) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ノンフィクション・ライター/サイエンスライターの松浦晋也さんに、お薦 め書籍や思い出の1冊,新刊レビュー等をご執筆いただきます。  ・バックナンバーはこちら→ https://www.shokabo.co.jp/column/ ─────────────────────────────────── ◆ しゃべり合い、助け合う女たち ◆ ● 『さくらと介護とオニオカメ!』(1〜5巻)     (たかの歩 著、マイクロマガジン社、2020〜2022年刊)  当方、認知症の母を介護してもうすぐ9年になる。国の介護保険制度では、 要支援1/2、要介護1〜5の7段階で症状を区分する。「預金通帳が見つ からない、どこにしまったのわからない」から始まった認知症は、9年で最 も重症の要介護5まで進行した。今、母はグループホームのベッドで寝たき りの生活を送っている。もう話もできない。食事は流動食のみだ。何度とな く「もうダメかも」という状態に陥り、その度に我々子どもらは右往左往し た。が、毎回しぶとく回復して、母は生きている。  その間に私は『母さん、ごめん。』というタイトルの介護体験記を2冊上 梓した。幸いにして本は売れ、介護関係の講演や対談の依頼、取材の申し込 みなどが来るようになった。  そのなかで、気が付いたのは、「しゃべる女と黙る男」ということだった。  このことに気が付かせてくれたのは、取材にやって来た某通信社の女性記 者だった。自身も女三人姉妹で母を看取ったことがあるという彼女はずばり と「御本を読んで気が付いたのですが、なんで松浦さん、そんなに話さない んですか」と切り込んできた。「私も母の介護を経験しましたけれど、姉妹 三人でしゃべくりながら切り抜けましたよ。それこそ『おかあさん、さっさ と死んじゃえばいいのにねー』とか話し合いながら、介護したんですけれど」。  親の介護をしなくてはならないとなった時、男性はどういうわけか、私を 含めて黙ってしまう傾向がある。黙って、自分に負荷を掛け、耐え続ける。  対して女性の場合は、とにかく同性と会話する。会話することで鬱憤を晴 らし、情報を交換し、助け合い、自分にかかる負荷を分散して介護を続けて いく。全部が全部そうではないのだろうが、明らかにその傾向がある。  というわけで今回は、老人介護施設を舞台にした女性ばかりが出てくるマ ンガ『さくらと介護とオニオカメ!』を。といっても、主題は介護そのもの ではない。  舞台となるのは認知症の老人の住む老人保健施設「グリーンゲイブルズ」。 明言はされていないが、運営形態からすると特別養護老人ホームであろう。 主人公のひとり、29歳の熊本さくらは、そこで介護スタッフのリーダーを務 めている。スタッフは女性ばかりなので、力仕事のできる男性職員を募集中 で、もうひとりの主人公である鬼岡明(オニオカ・メイ:以下メイ)が応募 してくるところから話は始まる。  「オニオカ・アキラ」という男性だと誤解されて面接に進むメイ。しかし、 メイ自身は高校卒業を控えて就職先を探す女性だった。いくつかの事件を経 てさくらに認められたメイは、グリーンゲイブルズでスタッフとして働くこ とになる。性格が明るいメイは、職場に溶け込み、やがて独身のさくらと同 居することになる。  さくらは早くにガンで両親を失っていた。自身も若くしてガンを患い、手 術を経て生還したガンサバイバーであった(物語中では「スキルス癌」との み説明されるが、描かれる手術痕の位置からすると、スキルス性の胃ガンら しい。生存率の低い難治性のガンである)。手術から5年を経てもう大丈夫 と思った矢先、ガンの再発が発覚する。しかも手遅れ。並行してメイの家庭 の状況も描かれる。母親が若年性認知症を患う崩壊家庭で育ち、深刻な心理 的外傷を負っていた。さくらは自らの死と向き合い、煩悶する。事情が明ら かになる中で、メイは徹底的にさくらを支えていこうと決意する。  つまりこの作品は「老人介護施設という、死が生活と共にある場を舞台に して、女たちの生と死を巡る友情と同性愛的感情、そしてコミュニケーショ ンを描いていく」のである。  ガンの再発を告知されたさくらは最初、誰にも迷惑をかけないように、ひ とりで死のうとする。しかし、メイと知り合い生活を共にしたことで、残さ れた時間をいかに生き抜くかを考えるようになる。  2人の周囲の女たちもまた、さくらを引き留める。施設の辰野事務長も竹 取看護師長も、さくらがひとりになることを許さない。竹取はさくらに語り かける。「なんであなたは一人になる事を選ぼうとするのかしらね……私も 事務長も鬼岡さんもあなたを必要としているのよ?」  グリーンゲイブルズはかならずしも順風満帆の職場ではない。問題は山積 し、職員に不満は鬱積している。さくらは周囲に助けられながら、その職場 に「なにかよいこと」を残していこうとする。  短い生をなんとかして充実させようとするさくらの苦闘、それを支えるメ イと周囲の女たちの描写を積みかさねて、ストーリーは進行する。つらけれ ばつらいほど、女たちは顔を寄せ合い、話し合う。特にさくらが緩和病棟に 入院してから登場する、「ウサちゃん」というあだ名の看護師と、さくら・ メイとの会話は印象深い。  さくらは望み通り最後まで生き切るが、若くして病で死なねばならぬとい うことはどうしても無惨なものだ。物語はさくらの葬儀、そして後に遺され たメイがさくらの死を受容し、前を向くところまでを描き切って終わる。  読後、私はこのマンガと見事なまでに対照的な映画があることに気が付い た。「捕虜収容所という、死が生活と共にある場を舞台にして、男たちの生 と死を巡る友情と同性愛的感情、そしてディスコミュニケーションを描いて いく」──『戦場のメリークリスマス』(大島渚監督:1983年)だ。  舞台は第二次世界大戦中のジャワ島、日本軍の捕虜収容所。主要な登場人 物は4人。日本語ができる捕虜のロレンス(演じるのはトム・コンティ)、 新たに捕虜として送られてきた反抗的なセリアズ(デヴィッド・ボウイ)、 収容所所長のヨノイ大尉(坂本龍一)、ヨノイの部下のハラ軍曹(ビートた けし)。  「戦メリ」が描くのは4人の男たちの徹底したディスコミュニケーション だ。ヨノイはセリアズに同性愛的感情を抱くが、それを恥と感じてかむしろ 徹底的に抑圧的に振る舞う。ロレンスはハラを通じて日本人を理解しようと するが、その意志は粗暴で学のないハラには通じない。  それ故、一瞬の交流は輝くように描写される。収容所内に無線機を持ち込 んだ罪で、ロレンスとセリアズは過酷な環境の独房に入れられる。彼らを救 うのは、クリスマスで酔っぱらったハラの気まぐれだ。「私、今日、ファー ゼルクリスマス」。が、それは気まぐれであって、意志の疎通ではない。  この映画にはもうひとり、重要なキャラクターが登場する。捕虜代表とし てヨノイと交渉するヒックスリー(ジャック・トンプソン)だ。ヒックス リーはあくまで捕虜の権利をヨノイに対して強硬に主張する。それはヨノイ からすればコミュニケーションの拒絶でしかない。業を煮やしたヨノイは捕 虜を虐待し、ついには死者が発生。さらにヨノイはヒックスリーを斬殺しよ うとする。  そこであの、劇的なセリアズによるヨノイへの抱擁とキスが描かれる。セ リアズの行為はヨノイに向けた、さらにはその場に居合わせた全員に対する コミュニケーションへの希望である。が、成就ではない。ヨノイは失神して 倒れ込み、罪を問われたセリアズは生き埋めにされて衰弱死する。深夜、生 き埋めで瀕死のセリアズの前にヨノイが現れ、深々と一礼してその髪を一房 切り取る。大変美しくもエロティックで、印象的なシーンだが、それはコミ ュニケーションか? 否、ヨノイの一方的な思慕でしかない。  戦争が終わり、ロレンスは戦犯となったハラと面会する。ここで初めて 「話し合わぬ男たち」の間でコミュニケーションが成立する。  ヨノイはすでに戦犯として処刑されており、ハラも明日に死刑執行を控え ている。だが、それでも最後にハラはロレンスに向かって語りかける。「メ リークリスマス、ミスターロレンス」。  映画は「種を蒔く」という言葉にコミュニケーションへの希望を象徴させ ている。ローレンス・ヴァン・デル・ポストによる原作小説は“The Seed and the Sower”(種と種を蒔く者)という、そのものずばりの題名だ。捕 虜収容所というディスコミュニケーションの巷に蒔かれたコミュニケーショ ンへの希望は、現実の中で何度も裏切られ、挫折し、それでも最後に「メリ ークリスマス、ミスターロレンス」という言葉と共に成就する。  だが、男たちのコミュニケーションはなぜかくも何度も挫折しなければな らないのか。  「男だから」「女だから」と安易にパターンにはめ込んではいけないのだ ろう。そもそも「話し合いしゃべりあって支え合う女」「黙って抱え込む男」 という構図が、生物学的なものなのか、それとも文化的なものなのかもきれ いに切り分けられるものではない。正確なところが知りたければ、マンガひ とつ映画一本に頼るのではなく、文化人類学的な調査結果を渉猟する必要が ある。  私がはっきり主張できるのは、2023年現在の老人介護を巡る状況の中に、 確かに「話し合いしゃべりあって支え合う女」「黙って抱え込む男」という 傾向が存在していて、『さくらと介護とオニオカメ!』と『戦場のメリーク リスマス』を並べることで、その構図が明確に見えてくるということだけだ。  『さくらと介護とオニオカメ!』には男性キャラクターも登場する。特に さくらの元恋人の酒井は、さくらが生きる意志を貫徹するにあたって重要な 役割を担っている。しかしその酒井は、仕事の事情でさくらが息を引き取る 瞬間にそばにいることもできなかった。  それは、この物語がさくらとメイの師弟愛とも家族愛とも同性愛とも付か ぬ感情的な結びつきを主軸にしていることからの、作劇上の要請からなのか もしれない。  とはいえ──酒井は路上でちょっとした人助けをしているときに、さくら の訃報を受け取る。その時彼は、助けて貰ってお礼を言う相手を「早く行け って! 言っているんですよ」と突き放す。そしてひとりぼっちで涙するの だ。なんとも示唆的で、いくらでも深読みができそうなシチュエーションで はないか。  私は、母の介護を通じて、老人介護とは単に個人の問題でも家庭の問題で もないと知った。それは高度に社会的な作業であって、一人で抱え込んでい て完遂できるようなものではない。「家族が面倒を見るのが当然」と言って いる政治家は、単に自分の問題として老人介護にぶつかった経験がないだけ に過ぎない。  個人の問題ではない以上、そこには必ずコミュニケーションが発生する。 兄弟姉妹や親戚、ケア・マネージャー、ヘルパー、老人施設のスタッフ、医 師、看護師などとコミュニケーションをとって人間関係を構築し、適切な介 護体制を作り上げる必要がある。しかもそれは、被介護者の症状の進行に合 わせて動的に組み替えていく必要もある。  とするなら、「話し合いしゃべりあう」のと「黙って抱え込む」のとで、 どちらが適切な介護ができるかは自明であろう。少なくとも、老人介護にお いては男もまた「話し合いしゃべりあう」必要がある。  ことが介護であるならば、すべてが手遅れになった後で「メリークリスマ ス」と言っても、それは成就ではないのだから。 【今回紹介した書籍&DVD】 ●『さくらと介護とオニオカメ!』(1〜5巻、完結) たかの歩 著/B6判/定価 各748円(税込)/2020〜2022年刊/ マイクロマガジン社/ISBN 9784867160800(1巻) https://micromagazine.co.jp/book/?book_no=1104 #上記URLは1巻。いずれも電子書籍もあります。 ●『母さん、ごめん。 −50代独身男の介護奮闘記−』 松浦晋也 著/文庫版/272頁/定価682円(税込)/2022年刊/ 集英社文庫/ISBN 978-4-08-744345-5 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744345-5 #2017年に日経BP社から刊行された単行本の文庫版。巻末にジェーン・スー  氏との対談付き。 #電子書籍もあります。 ●『母さん、ごめん。2 −50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編−』 松浦晋也 著/四六版/304頁/定価1760円(税込)/2022年刊/ 日経BP社/ISBN 978-4-296-11195-4 https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/06/06/00216/ #電子書籍もあります。 ●映画『戦場のメリークリスマス』 監督:大島渚/脚本:大島渚,ポール・マイヤースバーグ/製作年:1983年 盤種:DVD/価格5280円(税込)/発売・販売元:紀伊國屋書店/ 品番:KKJS-61 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-10-4523215036405 【松浦晋也さんのプロフィール】 ノンフィクション・ライター。1962年東京都出身。現在、「Modern Times」、 日経ビジネスオンライン「Viwes」「テクノトレンド」などに不定期出稿中。 近著に『母さん、ごめん。2──50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編』 (日経BP社)がある。その他、『小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦』『はや ぶさ2の真実』『飛べ!「はやぶさ」』『われらの有人宇宙船』『増補 スペー スシャトルの落日』『恐るべき旅路』『のりもの進化論』など著書多数。 Twitterアカウント https://twitter.com/ShinyaMatsuura       「松浦晋也の“読書ノート”」 Copyright(C) 松浦晋也,2023 ※本コラムは本メール配信後、なるべく早い時期にWebサイトに掲載する予定  です。 https://www.shokabo.co.jp/column/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】裳華房の売上げランキング ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  2023年1〜3月(3か月間)ベスト10です。各分野別ランキングは下記サイト をご参照ください。  https://www.shokabo.co.jp/ranking/ranking2023-1.html  なお、いずれも新刊刊行時の書店配本分や、大学等での採用品(教科書)と しての注文分は除いております。 ───────────────────────────────────  ◆◆◆【2023年1〜3月(3か月間)ベスト10】◆◆◆ https://www.shokabo.co.jp/ranking/ranking-best10.html 1.『手を動かしてまなぶ 集合と位相』 藤岡 敦 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1587-0.htm 2.『手を動かしてまなぶ 線形代数』 藤岡 敦 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1564-1.htm 3.『一歩ずつ学ぶ ゲーム理論』 渡辺隆裕 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1593-1.htm 4.『手を動かしてまなぶ 微分積分』 藤岡 敦 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1581-8.htm 5.『物理学(新装版)』 小出昭一郎 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2277-9.htm 6.『物理学レクチャーコース 物理数学』 橋爪洋一郎 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2410-0.htm 7.『数学シリーズ 集合と位相(増補新装版)』 内田伏一 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1412-5.htm 8.『本質から理解する 数学的手法』 荒木 修・齋藤智彦 共著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1570-2.htm 9.『物理学レクチャーコース 電磁気学入門』 加藤岳生 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2411-7.htm 10.『接続の微分幾何とゲージ理論(新装版)』 小林昭七 著 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1595-5.htm 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【電子書籍のご案内】  https://www.shokabo.co.jp/ebooks/index.html 【オンデマンド出版書籍】 https://www.shokabo.co.jp/mybooks/d-pub.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】お知らせ&編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇お知らせ ─────────────────────────────────── 1.書店・生協様のページ(全面的にリニューアル!)   https://www.shokabo.co.jp/sales/index.html   新刊の注文書やポップ、旧版の返品承諾書などがご利用になれます。 2.訂正表・正誤表や新しい演習問題など「書籍のサポート情報」   https://www.shokabo.co.jp/support/index.html 3.「2022-23年度 裳華房 総合図書目録」   https://www.shokabo.co.jp/catalogue/  #5月下旬に新年度版を発行予定です。 4.2023年度用 テキスト・新刊パンフレット   https://www.shokabo.co.jp/text.html#flier 5.著者による「自習用の講義動画」(YouTube利用)   https://www.shokabo.co.jp/support/self-study.html  ・赤坂甲治先生 『進化生物学』 全14回(完結)  ・長谷部光泰先生『陸上植物の形態と進化』 第6回まで ─────────────────────────────────── ◇編集後記 ───────────────────────────────────  昨年秋に刊行を開始した新シリーズ 「物理学レクチャーコース」 https://www.shokabo.co.jp/series/307_lecture.html は、おかげさまで大変に好評で、既刊3巻(『力学』『物理数学』『電磁気学 入門』)ともに重版(増刷)いたしました。ご購入いただいた皆さま、大変に ありがとうございました。  今秋には『熱力学』『相対性理論』を刊行する予定です。詳細が決まりまし たら、改めて本メールマガジンにてご案内いたします。  さて、そのシリーズ既刊3巻の著者(山本貴博先生、橋爪洋一郎先生、加藤 岳生先生)と編集サポーター2名(ヨビノリたくみさん、須貝駿貴さん)によ るYouTube動画 ◎ 物理学者と「夜までそれ正解!」をやったら想像超えた https://www.youtube.com/watch?v=G8r0QOgivcc&t ◎ 大学の先生と「夜までそれ正解!」をやったら口頭試問になった https://www.youtube.com/watch?v=gmuIbpraKnU が、編集サポーターのヨビノリたくみさんのサイト(予備校のノリで学ぶ「大 学の数学・物理」)で公開されています。 https://www.youtube.com/@yobinori/videos  私もそれぞれ数回拝見しましたが、見る度に爆笑の連続でした(落語?と同 じく、何度聞いても・見ても面白い!)。  よろしければお時間のあるときに、是非一度ご覧になってみてください。                               (TK) ─────────────────────────────────── 次号は2023年5月下旬の配信予定です。 どうぞお楽しみに!\\(^o^)// ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ Shokabo-Newsの配信停止・アドレス変更は下記URLよりお願いします ★ https://www.shokabo.co.jp/m_list/m_list.html メールマガジンのご意見・ご感想は m-list@shokabo.co.jp まで. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自然科学書出版 (株)裳華房 〒102-0081 東京都千代田区四番町8-1 Tel:03-3262-9166 Fax:03-3262-9130 電子メール:info@shokabo.co.jp URL:https://www.shokabo.co.jp/  Twitterアカウント:@shokabo 【個人情報の取り扱い】 https://www.shokabo.co.jp/policy.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(c) 裳華房,2023      無断転載を禁じます.



         

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