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ポピュラー・サイエンス 6
四季の野鳥

唐沢孝一・川内 博・沼里和幸 共著
四六判/168頁/定価1100円(本体1000円+税10%)/1988年7月
ISBN978-4-7853-8506-4 (旧ISBN4-7853-8506-5)

 都市でしたたかに生きる鳥たち,人気集中のカルガモ,外国からの帰化鳥など,身近な鳥でつづる歳時記.

【目 次】

『四季の野鳥』 カバー
 バードウォッチングの妙味
 野鳥用語の解説

 3月の鳥
  春を告げる歌いの名手 ミソサザイ
  日本列島固有の種 セグロセキレイ
  ヒトに随伴して生きる スズメ
  都会にすみつく帰化鳥 ワカケホンセイインコ
 4月の鳥
  得意技はダイビング コアジサシ
  大空に歌い、舞う ヒバリ
  愛らしいアイサークル メジロ
  都市進出を狙うキツツキ コゲラ
 5月の鳥
  交差点や電柱でも繁殖 カワラヒワ
  都心の池でも繁殖 バン
  職員室からバードウォッチング アマサギ
  繁殖地は崖のテラス チョウゲンボウ

 6月の鳥
  オフィス街のスーパースター カルガモ
  人をあてにした繁殖戦略 ツバメ
  真冬にも繁殖した水鳥 カイツブリ
  都会をすみかとした林の鳥 ヒヨドリ
 7月の鳥
  ビルや橋を岩場に見立てる イワツバメ
  育児はすべて仮親まかせ カッコウ
  声のブッポウソウ コノハズク
  必殺漁法「忍びの術」 コサギ
 8月の鳥
  亜高山に響く人の口笛 ウソ
  森の中から不気味な鳴き声 トラツグミ
  不可思議な分布の空白地帯 シジュウカラ
  見事な陽動作戦 ハシブトガラス

 9月の鳥
  氷中の種子も食べる ハソボソガラス
  人を恐れなくなった山の鳥 キジバト
  残飯あさりで急成長 トビ
  日本にすみついたシギの女王 セイタカシギ
 10月の鳥
  コガタの殺し屋 モズ
  ヒヨドリの群れを急襲 ハヤブサ
  鴛鴦夫婦の実体 オシドリ
  すっかり市民権を得た帰化鳥 コジュケイ
 11月の鳥
  野生の鳥か、それとも籠抜けの鳥か コブハクチョウ
  都心の鴨の栄枯盛衰 オナガガモ
  水田に潜む冬の忍者 タシギ
  マメハジキの異名 シメ

 12月の鳥
  厳しい冬の群れを基盤に生きる エナガ
  雪上に残る鳥のトレース キジ
  日本列島南下の謎 ハクセキレイ
  京都鴨川冬の風物詩 ユリカモメ
 1月の鳥
  保護区に群れる十万羽 スズガモ
  皇居のお濠に冬の使者 キンクロハジロ
  水鳥の一大サンクチュアリ・不忍池 カワウ
  越冬中は単独生活 ツグミ
 8月の鳥
  都会の「緑島」にほそぼそ生存 ヤマガラ
  冬の単独縄張り ジョウビタキ
  かつては二二羽にまで減少 シラコバト
  分布の後退と回復は物語る カワセミ



         

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