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ポピュラー・サイエンス 8
日本にきた虫・くる虫
−その生態を探る−

農学博士 大竹昭郎 著
四六判/182頁/定価1320円(本体1200円+税10%)/1988年7月
ISBN978-4-7853-8508-8 (旧ISBN4-7853-8508-1)

 外国から日本に招かれた虫(益虫),招からざる虫(害虫)の生態を,著者の体験や具体的な撲滅作戦などにより親しみやすく紹介する.昆虫たちを通して,日本レットの来歴や現在の国際交流にも思いを馳せる.

【目 次】

『日本にきた虫・くる虫』 カバー
1章 カミキリムシの到来
 1 シイタケほだ木の加害者
 2 標題の意図するもの
 3 海を渡るカミキリムシ

2章 チョウチョウをめぐって
 1 海洋島のチョウチョウ
 2 アゲハ属の軌跡
 3 迷蝶リュウキュウムラサキ

3章 虫こぶの主クリタマバチ
 1 海外から招かざる客たち
 2 まん延の速さと侵入をめぐる推理
 3 定着後の実態

4章 果実の大敵ミバエ類
 1 危険な侵入者との知恵くらべ
 2 ミカンコミバエの侵入から根絶まで
 3 ウリミバエとチチュウカイミバエ

5章 長距離移動のウンカ類
 1 水田の大害虫セジロウンカとトビイロウンカ
 2 海を渡るウンカたち
 3 ウンカ飛来の背景

6章 招かれた客たちの生きざま
 1 セイヨウミツバチのカルチャーショック(?)
 2 侵入害虫を抑え込んだ外来天敵
 3 注目される新いり天敵

7章 むすび



         

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