- ポピュラー・サイエンス 14
- 人と病気の科学史
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- 東京大学名誉教授 農博 山口彦之 著
- 四六判/160頁/定価1320円(本体1200円+税10%)/1989年4月
- ISBN978-4-7853-8514-9 (旧ISBN4-7853-8514-6)
- 人が病気との戦いの中で,どのように「生命」を理解してきたのかを振り返ります.
- 【目 次】
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- 1 病気と呪術
- 1.1 呪術と医術
- 1.2 現代の信仰療法
- 2 古代文化の生命観
- 2.1 中国の「気」
- 2.2 インドのタントラ
- 2.3 ヒポクラテス学派
- 2.4 医学者ガレヌス
- 3 近代医学の誕生
- 3.1 アラブの科学
- 3.2 解剖学の発達
- 3.3 病理学の展開
- 3.4 組織学の確立
- 3.5 構成単位としての細胞
- 4 病原菌との戦い
- 4.1 細菌学の誕生
- 4.2 免疫学の展開
- 5 生命科学の発展
- 5.1 実験科学の成立
- 5.2 有機化学から生化学へ
- 5.3 遺伝学と生化学の結合
- 5.4 遺伝子の本体と働き
- 6 二十世紀のトピックスへ
- 6.1 ウイルスの正体
- 6.2 がんとは何か
- 6.3 左脳の働き
- 7 日本人をさぐる
- 7.1 人種の成立
- 7.2 日本人の特徴
- 7.3 日本人の体力
- 7.4 日本人の成立
- おわりに
- 索 引
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