- ポピュラー・サイエンス 20
- フグ毒のなぞを追って
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- 元東京大学教授 農博 清水 潮 著
- 四六判/136頁/定価1320円(本体1200円+税10%)/1989年7月
- ISBN978-4-7853-8520-0 (旧ISBN4-7853-8520-0)
- フグは毒をつくっていなかった! フグ毒の正体は? 「ゾンビ伝説」から最新の情報までを集めフグ毒の謎を解き明かします.
- 【目 次】
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- 1. ゾンビ伝説
- 1.1 よみがえった死者たち
- 1.2 ゾンビパウダー −起死回生の薬−
- 1.3 論争はつづく −科学か非科学か−
- 2. フグと毒
- 2.1 フグを食べる民族
- 2.2 フグ毒の本体
- 2.3 フグ毒のはたらき
- 3. フグ毒をもつ仲間たち
- 3.1 厚化粧のカエルとイモリ
- 3.2 海の動物たち
- 3.3 動物たちにとってのフグ毒の役割
- 3.4 フグはフグ毒に強い
- 4. フグはフグ毒をつくらない
- 4.1 群の多くは毒の弱いフグ
- 4.2 養殖フグは安全?
- 4.3 フグ毒はどこから
- 5. 誰がフグ毒をつくったか
- 5.1 食物連鎖を追う
- 5.2 探索の目はバクテリアに
- 5.3 フグ毒をつくる細菌
- 5.4 多くの細菌がフグ毒をつくる
- 6. 細菌にとってフグ毒とは
- 6.1 むだに毒をつくるだろうか
- 6.2 考えられるフグ毒のはたらき
- 7. フグ毒の起源
- 7.1 なぞを解くかぎは海底に
- 7.2 フグ毒の起源をたどれば
- 8. 海の細菌のつくるもの
- 8.1 問題はひろがる
- 8.2 豊かな海の遺伝子源
- 8.3 マリンバイオテクノロジーとの接点
- あとがき
- 索引
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