- ポピュラー・サイエンス 59
- くらしと音
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- 秋田県立大学名誉教授 工博 曽根敏夫 著
- 四六判/120/定価1100円(本体1000円+税10%)/1991年9月
- ISBN978-4-7853-8559-0 (旧ISBN4-7853-8559-6)
- われわれの先祖は,小鳥や虫の音を愛で,水琴窟やししおどしの音に風流を味わう音の世界をつくりあげた.しかし,現代は…….聴覚,騒音,超音波,音楽ホールといった人と音との関わり合いを中心に興味深く語る.
- 【目 次】
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- 1.音のレベルと聞こえる範囲
- 1.1 音とは何か
- 1.2 音量をどう表すか
- 1.3 音の高さ
- 1.4 人間に聞こえる音の範囲
- 1.5 音のエネルギーは小さい
- 1.6 いろいろな音のレベル
- 1.7 一に音程、二に声量
- 2.日常生活における騒音暴露
- 2.1 耳にはいる音のエネルギー
- 2.2 職場によって騒音レベルはどう違うか
- 2.3 職場の音に慣れるとどうなるか
- 2.4 乗り物と騒音暴露
- 2.5 家事と騒音暴露
- 2.6 日常の騒音暴露
- 3.音の大きさとマスキング
- 3.1 音の大きさと強さ
- 3.2 周波数によって音の大きさは違う
- 3.3 騒音の中では音は聞こえにくくなる
- 3.4 マスキングと音色
- 4.超音波の聞え
- 4.1 虫の音は正しく聞えるか
- 4.2 超音波も場合によっては聞える
- 4.3 超音波領域での音の高さは聞き分けられない
- 4.4 超音波によって難聴になる危険性もある
- 5.音の方向感覚
- 5.1 音の方向知覚は経験による
- 5.2 頭や耳によって音の方向がわかる
- 5.3 イヤホンで聞いても外から音が聞える
- 5.4 音の空間性
- 6.騒音と苦情
- 6.1 すべての音は潜在的騒音
- 6.2 環境基準を満足していれば騒音はうるさくないか
- 6.3 騒音に対する苦情
- 6.4 サービス過剰は暴力行為
- 6.5 公共という名の甘え
- 7.音楽ホール
- 7.1 洞くつと開放空間
- 7.2 残響とエコー
- 7.3 パブリックコンサートホール
- 7.4 オペラハウス
- 7.5 音響設計
- 7.6 残響時間
- 7.7 騒音と遮断
- まとめ
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