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ポピュラー・サイエンス 88
脳と心の化学

元信州大学教授 医博 大木幸介 著
四六判/154頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1993年12月
ISBN978-4-7853-8588-0 (旧ISBN4-7853-8588-X)

 脳と心の問題を化学的に捉えた一冊.心の病気と治療薬との関係を,薬という分子を中心に解くことを試み,さらに脳と心のトレーニングを分子レベルから解明します.

【目 次】

『脳と心の化学』 カバー
1. 脳と心の化学
 1.1 「心」を「脳」の化学によって解こう
 1.2 人間の脳を進化にしたがって見てみよう
 1.3 神経という電線細胞と脳コンピュータの進化
 1.4 心の根底を創る神経伝達物質という分子
 1.5 人間性を創る神経伝達物質ドーパミン
 1.6 動物性を創る神経伝達物質ノルアドレナリン
 1.7 まとめ−心の根底はベンゼン環で駆り立てられる

2. 心の病気の化学とその薬
 2.1 精神病からストレス病までの化学
 2.2 脳の急所で薬が効く,神経の接続部シナプス
 2.3 精神安定剤と抗うつ剤
 2.4 ストレス病と抗不安剤
 2.5 麻薬と覚醒剤
 2.6 まとめ−心の病気と薬の効き方

3. 脳と心の化学とトレーニング
 3.1 心の根底は生命の分解過程で創られる
 3.2 根性の化学とトレーニング
 3.3 やる気の化学とトレーニング
 3.4 創造性の化学とトレーニング
 3.5 まとめ−分子的,創造的トレーニングと化学



         

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