- ポピュラー・サイエンス 96
- 血液と健康
- ―血球誕生から最新治療まで―
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- 元社会保険 中央総合病院院長 医博 三浦恭定 著
- 四六判/156頁/定価1430円(本体1300円+税10%)/1994年5月
- ISBN978-4-7853-8596-5 (旧ISBN4-7853-8596-0)
- 人間が生きていくには欠かすことのできない血液.血液はどのように生まれるのでしょうか?貧血や白血病はどのような病気でしょうか?輸血や骨髄移植はどのように行われているのでしょうか?また実際に使われている造血因子についても紹介します.
- 【目 次】
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- 1. 血液の素顔
- 1.1 はじめに
- 1.2 血液研究の歴史
- 1.3 血液の成分
- 1.4 いろいろな生物の血液
- 1.5 血液は体のどこでつくられるか?
- 2. 血液のふるさとをさぐる
- 2.1 血球の親
- 2.2 組織培養皿の中での血球産生
- 2.3 血球の「種」と「畑」
- 2.4 赤血球のおいたち
- 2.5 白血球ができるまで
- 2.6 血小板のおいたち
- 3. 貧血と多血症のはなし
- 3.1 貧血とはどのような病気か
- 3.2 再生不良性貧血
- 3.3 骨髄異形成症候群(不応性貧血、前白血病)
- 3.4 ビタミン不足による貧血(巨赤芽球性貧血)
- 3.5 鉄欠乏性貧血
- 3.6 溶血性貧血
- 3.7 腎性貧血−エリスロポエチンの不足による貧血
- 3.8 その他の貧血
- 3.9 多血症とはどのような病気か
- 4. 白血病のはなし
- 4.1 白血病とはどのような病気か
- 4.2 白血病はどうして起るのか
- 4.3 白血病になるまで
- 4.4 白血病の症状
- 4.5 白血病の種類と特徴
- 4.6 白血病の化学療法
- 5. その他の血液の病気
- 5.1 血友病
- 5.2 フォンビルブランド病
- 5.3 血小板減少症
- 5.4 リンパ球の病気
- 6. 治療の最前線
- 6.1 輸血のはなし
- 6.2 骨髄移植のはなし
- 6.3 造血因子を使った血球の回復
- 6.4 造血因子の将来展望
- おわりに
- 索 引
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