- ポピュラー・サイエンス 105
- フォトンの謎
- ―光科学の最前線―
-
- 元浜松ホトニクス(株) 理博 水島宜彦 著
- 四六判/182頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1994年9月
- ISBN978-4-7853-8605-4 (旧ISBN4-7853-8605-3)
- 光の本質と現代物理の最前線を解説して,光科学が拓きつつある新局面を紹介します.
- 【目 次】
-
- 1. 光とは何だろうか
- 1.1 原始の光
- 1.2 光学のはじまり
- 1.3 光波の性質
- 1.4 新しい光の幕開け
- 2. 量子力学と光
- 2.1 量子論
- 2.2 光量子(光子・フォトン)
- 2.3 不確定性原理
- 2.4 光波と光量子
- 3. 再び・光とは何だろうか
- 3.1 観測とは何か
- 3.2 EPRパラドクス
- 3.3 ベルの定理
- 3.4 光とは何だろうか
- 4. 光を測る
- 4.1 光を受ける
- 4.2 光量子を測る
- 5. 光をつくる-レーザー光通信
- 5.1 古典的光と量子力学的光
- 5.2 最近のレーザーの例
- 5.3 光に情報を乗せる-光通信
- 6. 光と生命
- 6.1 生命を育てる光
- 6.2 生命の発光・生物フォトン
- 6.3 光を見る・眼のはたらき
- 6.4 認識の本質
- 6.5 光と並列演算
- 7. 光波の限界を超えて
- 7.1 光ではない光・エバネセント光
- 7.2 光ソリトンの波動性と粒子性
- 7.3 顕微鏡の限界を超えて
- 8. 光量子の限界を超えて
- 8.1 ポアソン分布
- 8.2 不確定性原理とスクイジング
- 8.3 非古典的光-サブポアソン分布
- 8.4 光子通信の限界を超えて
- 8.5 量子非破壊測定
- 8.6 光子制御と量子共振器
- 9. 光と宇宙
- 9.1 量子と宇宙の結びつき
- 9.2 光速を超えて
- 9.3 光量子コンピューター
- 9.4 二十一世紀に向けて
- 索引
|