- ポピュラー・サイエンス 107
- 人工生命の夢と悩み
- −コンピュータの中の知能と行動の進化−
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- 筑波大学名誉教授 工博 星野 力 編著
- 四六判/138頁/定価1320円(本体1200円+税10%)/1994年8月
- ISBN978-4-7853-8607-8 (旧ISBN4-7853-8607-X)
- 人工生命(A-Life)研究の第一線に立つ著者たちが,具体的な研究例の解説を通して,日常的に直面する研究上の悩みと難しさ,そして人工生命の夢と将来について語ります.
- 【目 次】
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- 1.人工生命とは何か?
- 1.1 人工生命の定義
- 1.2 創発論
- 1.3 非明示主義,無目的性
- 1.4 強人工生命
- 1.5 人工知能との対立の歴史
- 1.6 いろいろな定義
- 1.7 まとめ
- 2.人工生命の下で働いている仕掛
- 2.1 有限オートマン
- 2.2 ニューラルネット
- 2.3 遺伝的アルゴリズム
- 2.4 クラシファイア・システム
- 3.白鷺は群れるか?
- 3.1 白鷺の生態
- 3.2 シミュレーションモデル
- 3.3 シミュレーションの結果と解析
- 3.4 今後の展開
- 4.地図をもたないロボットは目的地へ到達できるか?
- 4.1 ロボットとその巡航コース
- 4.2 有限オートマンによるロボットの巡航
- 4.3 ニューラルネットによるロボットの巡航
- 4.4 ロボットは何を学んだのか?
- 5.猫はどうやってネズミを捕ることを覚えるか?
- 5.1 物理法則に支配されたこの世界
- 5.2 ゲームの概要
- 5.3 ゴールの分解
- 5.4 バケツリレー・アルゴリズム
- 5.5 橋渡しクラシファイア
- 5.6 CSによる猫とネズミ
- 5.7 GAによるCFの淘汰と発生
- 5.8 CS猫によるネズミの捕獲実験
- 5.9 実験結果
- 5.10 まとめ
- 6.食うか食われるかの世界はいつかは絶滅する?
- 6.1 生物モデル
- 6.2 環境モデル
- 6.3 生物の行動
- 6.4 エネルギの摂取
- 6.5 エネルギの消費
- 6.6 繁殖
- 6.7 シミュレーション手順
- 6.8 シミュレーション結果
- 6.9 まとめ
- 7.人工生命の夢と現実
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