- ポピュラー・サイエンス 109
- 院内感染を防ぐ
- ―病院に入院しないことが最高の予防法―
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- 元埼玉県立がんセンター 医博 野口行雄 著
- 四六判/160頁/定価1320円(本体1200円+税10%)/1994年9月
- ISBN978-4-7853-8609-2 (旧ISBN4-7853-8609-6)
- 病院が多層建築となり,次々に開発された抗生物質が患者の生命を救ってきた代償として,病院内を伝染病が瞬間的に広がったり,細菌の棲み分けのバランスを崩す危険性が生まれています.MRSAに代表される院内感染を防ぐ知識を紹介します.
- 【目 次】
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- 1. 病気にならない
- 1.1 風邪をひかない方法
- 1.2 虫歯にならない方法
- 1.3 諸悪の根元タバコ
- 2. 医者は何も教えてくれない
- 2.1 生野菜ジュースを飲む
- 2.2 大腸がんにならない方法
- 2.3 血圧が高くならない方法
- 2.4 動脈硬化にならない方法
- 2.5 腰痛にならない方法
- 2.6 快眠を得る方法
- 2.7 肩が凝らない方法
- 3. 院内感染症の実態
- 3.1 文献検索
- 3.2 MRSA(エム・アール・エス・エー)
- 3.3 月別MRSA新規分離患者数
- 3.4 診療科別MRSA分離患者数
- 3.5 病棟内のMRSA感染患者
- 3.6 そのほかの検査成績
- 3.7 医療費統計
- 3.8 そのほかの院内感染症
- 3.9 忘れられがちな院内感染症
- 3.10 産 褥 熱
- 4. 医者ができるまで
- 4.1 医学教育
- 4.2 従来の生物学的思考(進化論)の誤り
- 4.3 黄色ブドウ球菌感染症による死亡例
- 4.4 まとめ
- あとがき
- 索 引
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