- ポピュラー・サイエンス 110
- お茶の間の心理学
- ―あなたは子どもと対話ができますか…?―
- 北海道シナリオ作家協会 佐久間悟郎 著
- 四六判/186頁/定価1430円(本体1300円+税10%)/1994年8月
- ISBN978-4-7853-8610-8 (旧ISBN4-7853-8610-X)
- 現代の子どもたちが抱える多くの困難は,「お茶の間」の崩壊から始まった家庭の問題と無縁ではないでしょう.これらの解決に,心理学を役立てることはできないでしょうか.難解なテキストを離れ,お茶の間に心理学を持ちこむ一書.
- 【目 次】
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- 1. あなたの「考え」はいつも正しいか…?
- 1.1 常識の誤り
- 1.2 情熱の花
- 1.3 ロビンソン漂流記
- 1.4 狼に育てられた子
- 2. 本能ばかりが能じゃない!!
- 2.1 本能と学習
- 2.2 遺伝と環境
- 2.3 家族という社会
- 2.4 嗜好人間から視覚人間へ
- 3. 暮らしのなかのリズム
- 3.1 バイオリズムとその応用
- 3.2 人間の体内時計
- 4. 人間と動物の性格の不思議−心理学からみた性格形成
- 4.1 性格とはなにか?
- 4.2 家庭環境と性格の構造
- 4.3 性格の変容
- 4.4 動物たちの知能
- 4.5 天才ザル・カンジの場合
- 5. 一生の輪をめぐる……
- 5.1 人間のライフサイクル
- 5.2 胎児に記憶はあるか?
- 5.3 ケンちゃんの素朴な疑問
- 6. あなたの回りで……
- 6.1 フロイトの学説を追って……
- 6.2 身近な四つの事例
- 7. 子ども達に目を向けて−ピグマリオン効果ってなに?
- 7.1 子ども達からのサイン
- 7.2 いじめの構造
- 7.3 いじめ・登校拒否と対策
- 7.4 学習と心理学の応用
- エピローグ お婆ちゃんの誕生日
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