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ポピュラー・サイエンス 111
味と匂いのよもやま話
―猫は砂糖が甘くない?バラの香りは死の匂い?―

元大阪大学助教授 理博 高木雅行 著
四六判/142頁/定価1430円(本体1300円+税10%)/1994年11月
ISBN978-4-7853-8611-5 (旧ISBN4-7853-8611-8)

 生き物はそれぞれ自身の生き残りをかけてさまざまな感覚を発達させてきました.味と匂いをめぐる豊富な話題を例に,生き物の巧妙さを楽しく紹介します.

【目 次】

『味と匂いのよもやま話』 カバー
1.  味
 1.1 甘いレモン ―まえがきにかえて
 1.2 甘い興奮
 1.3 甘い砂糖はない
 1.4 異性の味
 1.5 産卵したくなる味
 1.6 欧米人は旨くない
 1.7 味とことば
 1.8 文部省の味
 1.9 大阪にうまいもんはない
 1.10 まずい戦略
 1.11 うまい戦略

2.  匂い
 2.12 月と匂い
 2.13 ふるさとの匂い
 2.14 異性の匂い
 2.15 楊貴妃の匂い
 2.16 匂い情報の処理
 2.17 厚生省のニオイ
 2.18 臭殺戦略
 2.19 香蔵庫
 2.20 ヒメコンドルの戦略
 2.21 森林浴
 2.22 おわりに ―感覚と自然認識

索引



         

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