- ポピュラー・サイエンス 114
- がんの新しい治療薬(I)
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- 元エーザイ(株) 農博 貴島静正 著
- 四六判/218頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1994年12月
- ISBN978-4-7853-8614-6 (旧ISBN4-7853-8614-2)
- 新しいアプローチによるがん治療薬の研究,また各種治療の効果を高める増感剤,より強力な治療を可能にする支持療法の新しい薬剤などを詳しく紹介しました.さらに遺伝子治療とその薬剤,がん予防のための化学予防剤についても触れました.続編に「がんの新しい治療薬(II)」があります.
- 【目 次】
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- 1. がんという病気
- 1.1 がんは日本人の死因のトップです
- 1.2 がんは働き盛りの人たちの死因のトップです
- 1.3 減るがんと増えるがん
- 1.4 がん治療成績の向上と5年生存率
- 1.5 多重がんの増加
- 1.6 がんは超慢性の病気です
- 1.7 がんには多形成があります
- 1.8 がんと免疫
- 1.9 がんは遺伝子の病気です
- 1.10 遺伝子変化でがんはなぜ不死化するのか
- 1.11 がんの多段階発がん
- 1.12 がんの進行度と治療
- 1.13 腫瘍とがんの区別
- 1.14 「がん克服新10か年戦略」
- 2. がんの予防と検診
- 2.1 がんの原因は暮らしの中に
- 2.2 がんと疫学研究
- 2.3 がんの薬物予防(化学予防)
- 2.4 がんの定期検診
- 3. がんの診断
- 3.1 腫瘍マーカーを用いたがんの診断
- 3.2 超音波によるがんの診断
- 3.3 核磁気共鳴画像法によるがんの診断
- 3.4 核医学によるがんの診断
- 3.5 がんの遺伝子診断
- 4. 市販抗がん剤とがんの治療成績
- 4.1 歴史と市場規模
- 4.2 市販抗がん剤
- 4.3 市販抗がん剤単剤のがん治療効果
- 4.4 細胞周期と抗がん剤の多剤併用との関係
- 4.5 生物学的修飾(BCM)による抗がん剤の治療成績の向上
- 4.6 多剤併用療法
- 4.7 養子免疫療法によるがんの治療
- 4.8 化学療法によるがん縮小効果と生存期間
- 5. 開発中のがんの新薬
- 5.1 がんの新薬を開発するための臨床試験
- 5.2 アルキル化剤
- 5.3 代謝拮抗剤
- 5.4 植物由来物質
- 5.5 抗生物質
- 5.6 ホルモン
- 5.7 白金錯体
- 5.8 免疫療法剤
- 5.9 その他の抗がん剤
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