- ポピュラー・サイエンス 119
- 化学 エコライフ知恵袋
-
- 日本基礎化学教育会名誉会長 宮田光男 著
- 四六判/206頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1995年3月
- ISBN978-4-7853-8619-1 (旧ISBN4-7853-8619-3)
- ごみ問題をはじめ,食品や水質汚染への日本の対策は万全か.今後の環境問題への対処法をカナダや北欧,ドイツなどの環境先進国から学びます.
- 【目 次】
-
- A エコライフ知恵袋
- 1. 食品の選び方,食べ方
- 1.1 食品添加物は汚染の主役
- 1.2 おいしそうな黄色い卵焼き
- 1.3 らっきょうと合成酢
- 1.4 食品表示を必ず見よう
- 1.5 輸入食品と添加物
- 1.6 どんな肉がよい肉か
- 1.7 輸入米のおいしい食べ方
- 1.8 コメ調理法判定
- 1.9 卵を買うときには
- 1.10 農薬や添加物の除去法
- 1.11 カロチンの多い緑黄色野菜
- 1.12 ベータ以外のカロチン類
- 2. 水の汚染と浄化
- 2.1 揺らぐ水道水への信頼感
- 2.2 鉛の水道管一掃計画
- 2.3 水道の塩素処理で発生する16物質
- 2.4 水道水の圧力上げて5階まで供給
- 2.5 水道水浄化に活性炭を24時間注入
- 2.6 除草剤CNPから変化した物質
- 2.7 生活排水対策を強化
- 2.8 地下水浄化進まず
- 2.9 地下水汚染をこうして克服
- 2.10 やんだ地下水をどう救うか
- 2.11 使用中止のはずの農薬CNP
- 2.12 食器用洗剤使いすぎで下水汚染
- 2.13 下水熱でエアコン効果
- 2.14 こっちの水は下水浄化処理水
- 2.15 汚い列車トイレバイオで処理
- 2.16 雨水利用システム
- 2.17 木炭を用いておいしい水を
- 2.18 ごみ処理場も水の汚染源
- 3. ごみの環境汚染とリサイクル
- 3.1 プラスチックごみをメタノールに
- 3.2 クリーニング屋のハンガーをプラスチック化
- 3.3 再生プラスチック時計
- 3.4 プラスチックごみを生かす
- 3.5 デニ片が名刺に
- 3.6 再生紙の次は「ケナフ」
- 3.7 使用済み切符第二の旅
- 3.8 再生紙の白さ
- 3.9 邪魔な微粒子を除く巨大浴槽
- 3.10 紙パルプに押され再生品低迷
- 3.11 製紙業界の古紙利用計画ピンチ
- 3.12 生ごみからたい肥
- 3.13 「ぼかし」を使い生ごみ半減
- 3.14 食廃油から粉石けん作り
- 3.15 リサイクル石けん運動海外へ
- 3.16 伝統の裂織にリサイクルの光
- 3.17 放置自転車カンボジアへ
- 3.18 廃品利用し,おもちゃ作り
- 3.19 コンクリートの塊を細かい砕石に
- 3.20 粗大ごみ再生して販売
- 3.21 時代を映す粗大ごみリスト
- 3.22 ごみ発電の新方式
- 4. ごみ収集とごみ減量
- 4.1 半透明ごみ袋・炭酸ガスと灰激増
- 4.2 レジ袋で業界の対応割れる
- 4.3 資源ごみ分別収集は40%
- 4.4 8分別回収を住民協力で
- 4.5 脱水銀で電池回収迷う自治体
- 4.6 高い山での使い捨て酸素ボンベなど回収
- 4.7 ビーチクリーンアップの波 全国に
- 4.8 輸送管でごみ収集
- 4.9 JR駅弁容器でごみ減少
- 4.10 ごみ減量にエコ商店
- 4.11 釣り糸公害救えるか
- 4.12 散弾ゴクリ 白鳥鉛中毒
- 4.13 家庭でも簡単にわかる塩素系プラスチック
- 4.14 プラスチックの小粒,日本各地に漂着
- 4.15 都市ごみ焼却の発熱量
- 4.16 空き缶処理機
- 4.17 スチール缶を磁石で分別
- 4.18 エネルギーをがぶ飲みする飲料缶
- 4.19 空きびんを使いガラス工芸
- 4.20 デポジット制を提言
- 4.21 ドイツ式リサイクルに学べ
- B ホームライフ知恵袋
- 1. 環境にやさしいホームライフ
- 1.1 食べ物と食器
- 1.2 生ごみの処理
- 1.3 節水対策と洗剤の使い方
- 1.4 買物袋・プラスチックなどのリサイクル
- 1.5 省エネルギー対策
- 2. スパイスと食生活
- 2.1 食文化を変え,世界を変えるスパイス
- 2.2 スパイスの歴史
- 2.3 スパイスの分類
- 2.4 身近なスパイスのあれこれと利用法
- 3. 藍染めの奨め
- 3.1 実験の目的
- 3.2 実験の材料と準備
- 3.3 染められる布の生地
- 3.4 染色の方法
- 4. 環境実験
- 4.1 ジュースの色素を分離してみよう
- 4.2 インキの色を分離してみよう
- 4.3 花の色を調べてみよう
- 4.4 水を浄化してみよう
|