- ポピュラー・サイエンス 121
- 化学結合と反応のしくみ
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- 東京学芸大学名誉教授 理博 長谷川 正 著
- 四六判/148頁/定価1430円(本体1300円+税10%)/1995年4月
- ISBN978-4-7853-8621-4 (旧ISBN4-7853-8621-5)
- 食べ物が腐る,畳が変色する,蛍光ペンの色が消えてしまう―身のまわりで起こる,これら化学反応のしくみに迫ります.
- 【目 次】
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- 1. 化学反応をミクロな立場で考える
- 1.1 マクロな立場とミクロな立場
- 1.2 食塩と硝酸銀の反応
- 1.3 中和反応
- 1.4 エタノールの反応
- 1.5 ミクロな立場で有機反応を考える
- 2. ボーアの原子モデル
- 2.1 原子を構成する粒子
- 2.2 原子の簡単なモデル
- 2.3 ボーアモデル
- 2.4 多電子原子の電子配置
- 2.5 希ガスの電子配置
- 3. オクテット則と化学結合
- 3.1 オクテット則
- 3.2 食塩の結合(イオン結合)
- 3.3 塩素の結合(共有結合)
- 3.4 原子価
- 3.5 分子の形とボーアモデルの限界
- 4. 電子雲モデル
- 4.1 電子の位置の不確定性
- 4.2 電子雲の形
- 4.3 p軌道の形と電子の波動性
- 4.4 ボーアモデルと電子雲モデルの関係
- 4.5 電子雲の重なり
- 4.6 水分子の形
- 4.7 カルベン
- 5. 炭素の結合
- 5.1 飽和炭素原子
- 5.2 二重結合炭素
- 5.3 三重結合炭素
- 6. 電子雲の偏り
- 6.1 分極
- 6.2 電気陰性度
- 6.3 電荷制御反応
- 7. C-H結合の反応
- 7.1 C-H結合の分極
- 7.2 炭化水素の酸としての反応
- 8. ハロゲン化アルキルのSN反応
- 8.1 C-ハロゲン結合の分極
- 8.2 SN1反応
- 8.3 炭素陽イオンの安定性
- 8.4 SN2反応
- 8.5 求核試薬
- 8.6 いろいろな求核置換反応
- 9. アルコールの反応
- 9.1 アルコールにおける分極
- 9.2 酸としてのアルコールの反応
- 9.3 塩基性条件下でのアルコールの反応性
- 9.4 酸性条件下でのアルコールの反応性
- 9.5 アルコールからハロゲン化アルキル合成する一般的方法
- 10. C=C二重結合の反応
- 10.1 π電子雲の求核性
- 10.2 エチレンと硫酸の反応
- 10.3 アルケンへの求電子付加反応
- 10.4 非対称アルケンへの求電子付加
- 10.5 1,2-付加と,1,4-付加
- 10.6 共鳴
- 11. C-O二重結合の反応
- 11.1 カルボニル基の分極
- 11.2 エステル化反応
- 11.3 エステルの加水分解
- 11.4 カルボニル化合物の反応
- 12. ベンゼンの反応
- 12.1 ベンゼンの構造
- 12.2 ベンゼンの反応
- 12.3 置換ベンゼンの反応
- 12.4 オルト・パラ配向基を持つベンゼン環のπ電子雲の分布
- 12.5 メタ配向気を持つベンゼン環のπ電子雲の分布
- 13. 光化学反応
- 13.1 光
- 13.2 反結合性軌道
- 13.3 光の吸収
- 13.4 塩素の光化学反応
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