- ポピュラー・サイエンス 150
- 震災 エコライフ知恵袋
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- 日本基礎化学教育学会名誉会長 宮田光男 著
- 四六判/192頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1996年9月
- ISBN978-4-7853-8650-4 (旧ISBN4-7853-8650-9)
地震国・日本では,いつ,どこで地震が発生するのかわかりません.「備えあれば憂いなし」,常日頃から私たちひとり一人が地震に関する知恵を身につけて,早急に十分な地震対策を講じておくことが必要ではないでしょうか.本書は,震災と生活についてのやさしい手引き書です.
- 【目 次】
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- 1. あなたの震災への対応と対策
- 1.1 地震直後の行動は
- 1.2 火災発生時の行動は
- 1.3 わが家の備え,再点検
- 1.4 震災に強い家にするには
- 1.5 家族がいつでも持っているメモ
- 2. 阪神大震災直後の様子は
- 2.1 ベッドルームはめちゃくちゃ
- 2.2 マンションは大きく揺れた
- 2.3 車やゴミで道が通れない
- 3. 大地震の前兆と予知
- 3.1 自然界の警告
- 3.2 大地震前の発光現象
- 3.3 地震と地震雲の関係
- 3.4 地震前後に異常電波
- 3.5 電波時計に異常
- 3.6 聞こえないはずのFMが聞こえた
- 3.7 地震直前に電圧の変化
- 3.8 電磁波観測,ギリシャに学べ
- 3.9 日本では地震予知は不可能なのか
- 4. 地震についてこれだけは
- 4.1 地盤と地形で被害に大差
- 4.2 地震によって起こる現象
- 4.3 エコライフ地震学キーワード
- 5. 地震による構築物の被害とその対策
- 5.1 建築物の被害と対策
- 5.2 建造物の被害と対策
- 5.3 ライフラインの被害と対策
- 5.4 原子力施設の耐震性の充実を速やかに
- 6. 震災の復興公害深刻化
- 6.1 環境への二次大気汚染深刻
- 6.2 地下にツメ跡,土壌汚染,海水汚染
- 6.3 震災でがれき行き場なし
- 7. 災害医療体制の確立を
- 7.1 災害時に発生する症候群と後遺症
- 7.2 災害時の医療活動は
- 7.3 大災害時医療への提言
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