- ポピュラー・サイエンス 169
- 科学風土記
- ―加賀・能登のサイエンス―
-
- 石川化学教育研究会 編
- 四六判/264頁/定価1870円(本体1700円+税10%)/1997年6月
- ISBN978-4-7853-8669-6 (旧ISBN4-7853-8669-X)
- 加賀・能登地方の伝統産業,食物,風物,人物,文化などから選びぬいた102のテーマに,化学的視点から迫ります.
(本書は小学校から大学までの化学教育に携わる教職員によって結成された「石川化学教育研究会」によって編集されました.)
- 【目 次】
-
- 伝統産業編
- 1 九谷焼
- 2 大樋焼
- 3 ガラス工芸
- 4 加賀藩の漆器
- 5 輪島塗
- 6 山中塗
- 7 輪島塗と山中漆器
- 8 加賀蒔絵
- 9 柿のしぶと金箔
- 10 加賀象嵌
- 11 加賀友禅
- 12 友禅流し
- 13 ツユクサと加賀友禅
- 14 金沢の桐工芸
- 15 金沢の竹細工
- 16 石川の和紙
- 17 越中五箇山の塩硝(1)
- 18 越中五箇山の塩硝(2)
- 19 能登の製塩
- 20 和蝋燭
- 21 加賀藩の秘薬 −三味薬
- 22 加賀の銘酒と銘水
- 23 加賀の銘菓 −長生殿と和三盆
- 24 俵屋の飴
- 食物編
- 25 甘エビはなぜ甘い?
- 26 ズワイガニとコウバコガニ
- 27 バイ貝
- 28 ホタルイカはなぜ光る?
- 29 フグの卵巣を食べる?
- 30 ツルアラメ
- 31 コブジメ(ベッコウ)
- 32 「かぶら寿司」と「大根寿司」
- 33 笹寿司
- 34 ゴリ煮とクルミ煮
- 35 とち餅
- 36 加賀棒茶
- 37 加賀麸
- 38 能登の魚醤
- 39 能登のころ柿
- 40 温泉と豆腐
- 41 金箔入りのうどんとお酒
- 風物編
- 42 金沢城の鉛瓦
- 43 鉛瓦と蛇の寝御座
- 44 金城霊沢 −金沢の名の由来
- 45 氷室
- 46 兼六園の桜
- 47 成巽閣の群青
- 48 尾山神社神門のギヤマン
- 49 お宮さんと銅ゴケ
- 50 医王山と戸室山
- 51 砂金
- 52 大桑層と貝化石
- 53 松脂と石管
- 54 弘法池の水
- 55 岩間噴泉塔
- 56 白山のクロユリ
- 57 雷鳥
- 58 加賀の千代女 −朝顔の花の色
- 59 尾小屋鉱山 −カドミウム汚染
- 60 加賀・能登の温泉
- 61 雪起こし
- 62 波の華
- 63 能登の貝紫
- 64 アテ(档)とヒノキチオール
- 65 宝達葛
- 66 宝達山の螢石
- 67 孔雀石と珪孔雀石
- 68 石の華−雪花石膏
- 69 仏石
- 70 長手石
- 71 能登の珪藻土
- 72 能登瓦
- 73 能登ゴス
- 74 剱地の泣き砂
- 75 千里浜なぎさドライブウェー
- 76 黄砂と酸性雨
- 人物編
- 77 桜井錠二 −日本人最初の化学の教授
- 78 高峰譲吉 −タカジアスターゼの生みの親
- 79 大幸勇吉 −日本の物理化学の基礎づくり
- 80 飯盛里安 −わが国の放射化学の育ての親
- 81 木村 栄 −星を見つめてZ項を発見
- 82 中谷宇吉郎 −雪の結晶は天からの手紙
- 83 清水 誠 −国産マッチの創始者
- 84 清水武雄 −立体映画の考案者
- 85 後藤才次郎 −古九谷の創始者
- 86 大樋長左右衛門 −大樋焼の創始者
- 87 宮崎友禅齋 −加賀友禅の生みの親
- 88 板屋兵四郎 −辰巳用水の設計者
- 89 銭屋五兵衛 −加賀藩の豪商
- 90 大野弁吉 −からくり人形の発明者
- 91 芋掘藤五郎 −金沢の地名にゆかりの人物
- 92 前田綱紀 −天下の書府を築いた加賀藩五大藩主
- 93 稲生若水 −加賀藩の本草学者
- 94 黒川良安 −卯辰山診療所の生みの親
- 95 津田淳三 −金沢大学医学部の基礎を築く
- 文化編
- 96 金沢城
- 97 加賀の藩校
- 98 江戸村と壇風苑
- 99 妙立寺(忍者寺)
- 100 本行寺 −本因坊と囲碁
- 101 野田山墓地
- 102 真脇遺跡
|