- ポピュラー・サイエンス 181
- 太陽紫外線と健康
- -なぜ太陽紫外線は有害なのか？-
- 京都大学名誉教授 医博 菅原 努・
- 奈良県立医科大学名誉教授 理博 野津敬一 共著
- 四六判／138頁／定価1540円（本体1400円＋税10％）／1998年4月
- ISBN978-4-7853-8681-8 （旧ISBN4-7853-8681-9）
- 肌のシミやシワ，皮膚がん，白内障の進行などオゾンホールの増大とともに太陽紫外線の影響は最近ますますクローズアップされています．
- 本書ではどうすれば有害な紫外線から身を守ることができるのか，太陽紫外線とは何なのか，健康へどのような影響があるのか，広く地球生態系にどのような影響を与えるのかなどを丁寧に解説しました．
- 【目 次】
-
- 1. 太陽紫外線と共存する為の六か条
- 1.1 過度の日焼けは避けましょう
- 1.2 日焼けの個人差を知りましょう
- 1.3 紫外線を防ぐ方法をうまく使いましょう
- 1.4 子供の日焼けは大人の皮膚老化のもと
- 1.5 ビタミンＤは食物から十分とりましょう
- 1.6 これらを守って戸外生活を十分楽しみましょう
- 2. 太陽紫外線と健康
- 2.1 太陽光と太陽紫外線
- 2.2 オゾン層と太陽紫外線
- 3. ＵＶＢの皮膚への作用
- 3.1 太陽紫外線による皮膚の炎症
- 3.2 ＵＶＢによる遺伝子ＤＮＡの損傷
- 3.3 太陽紫外線被ばくと皮膚がん
- 3.4 太陽紫外線被ばくと皮膚免疫能
- 4. ＵＶＡの皮膚への作用
- 4.1 ＵＶＡによる遺伝子ＤＮＡの損傷
- 4.2 ＵＶＡによる皮膚炎症および皮膚老化
- 5. 太陽紫外線と白内障
- 5.1 皮質白内障
- 5.2 核白内障
- 6. 太陽紫外線と食糧
- 6.1 植物プランクトンと海洋生産性
- 6.2 穀物や野菜類へのＵＶＢ影響
- あとがき
- 参考文献
- 索 引
|
