- ポピュラー・サイエンス 184
- 超ひも理論と宇宙
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- 神奈川大学名誉教授 理博 吉川圭二 著
- 四六判/140頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1998年5月
- ISBN978-4-7853-8684-9 (旧ISBN4-7853-8684-3)
- 宇宙誕生の謎を解く鍵でもあり,われわれの時空に関する概念の変更を迫ると考えられている,
現在発展途上の理論「超ひも理論」を興味深くかつやさしく解説します.素粒子物理学発展の様子を垣間見るには格好の書といえましょう.
- 【目 次】
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- 序章
- 1. 自然界
- 1.1 自然界のスケール
- 1.2 自然を支配する4つの原理
- 1.3 スケールの上下限
- 1.4 問題点
- 2. 素粒子の世界
- 2.1 粒子と確率波
- 2.2 標準理論
- 2.3 大統一理論
- 2.4 現在の素粒子世界像
- 2.5 現在の理論の難点
- 3. ひも理論とは
- 3.1 「ひも」の量子力学
- 3.2 「ひも」理論の生い立ち
- 3.3 超ひも理論と統一理論
- 4. 究極の理論を求めて
- 4.1 超ひもの特性
- 4.2 粒子説の困難の解消
- 5. 「ひも」と宇宙
- 5.1 まえおき
- 5.2 閉じた空間上の粒子
- 5.3 閉じた空間上の「ひも」
- 5.4 「空間」の大小
- 6. 究極理論としての「超ひも」
- 6.1 おさらい
- 6.2 究極理論
- 6.3 エピローグ
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