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- ポピュラー・サイエンス 212
- 環境 話の泉
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- 日本基礎化学教育学会名誉会長 宮田光男 編著
- 四六判/202頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/2000年5月
- ISBN978-4-7853-8712-9 (旧ISBN4-7853-8712-2)
- 毎日のようにマスコミを騒がせる環境問題−ダイオキシン,環境ホルモン,遺伝子組み換え食品などなど.それらの正しい理解を目標に,最新のトピックスとやさしい解説で構成しました.
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- 【目 次】
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- I 地球を知る環境を知る
- 1. ダイオキシンの恐怖
- 今世紀最大の毒物
- 食べ物から体内へ
- 焼却炉が発生源に
- 分別回収の徹底を
- 食物繊維で体外へ
- 子や孫にまで影響
- 外国の対策に学べ
- 日本の対策は心配
- 2. 忍び寄る環境ホルモンの影
- 生物に忍び寄る影
- 微量で大きな影響
- 食品汚染に注意を
- 死滅する海洋生物
- 住宅は大丈夫か?
- 自己防衛が必要に
- 3. 進む地球温暖化
- 上昇する平均気温
- 大気が「温室効果」
- 自然エネルギーを
- 先進国の対策急務
- 必要な省エネ対策
- 4. 止まらない大気汚染
- 酸性雨の昔と今
- 生徒が意識不明に
- 進むオゾン層破壊
- 都会の花粉症対策
- 5. 森林破壊を回避せよ
- 動物の生息脅かす
- 「緑のダム」をつくれ!
- 6. ストップ! 水質汚染
- 飲み水が危ない
- 川の役割は何か
- 7. 広がる海洋汚染
- 赤潮の発生と対策
- プラスチック粒も漂流
- 8. 土壌汚染がもたらすもの
- 小生物殺す人工薬物
- 森林減少し砂漠化
- 9. 食品汚染から身を守れ
- クローン牛は大丈夫か
- どぎつい色は注意
- 10. 意識の改革を
- ごみゼロをめざせ
- リサイクル文化を
- 省エネを考えよう
- 新システムの構築を
- II 環境と調和するハイテクをめざして
- 1. 原子力発電は是か非か
- 原発中止が浮上してもよいのでは
- 脱原発は可能か
- 原発輸出進む日本
- 原発と競う風力発電
- 放射線と放射能と臨界
- 核燃料リサイクル
- 臨界事故から何を学ぶべきか
- 被ばく治療手探りの連続
- 微量被ばく者の健康被害
- 放射線を強く浴びると
- 放射線障害の治療は
- 放射性廃棄物処分,だれの責任か
- どうすれば身を守れるか
- 中間貯蔵の利点
- 廃液処理に乾燥固化
- 原発初の死者
- 原子力計画の分岐点に
- 2. 遺伝子組換え食品の登場
- GM食品は安全か
- GM作物,生態系を撹乱
- 安全性はいまだ灰色
- 「非GM」需要急増
- 具体的な作物の例
- 安全性のチェックは大丈夫か
- 人間が実験動物に
- GM食品の排除
- GM食品の種類
- 消費者に選択肢を
- 輸出国アメリカでも安全論議
- GM食品を見わけるには
- GM食品の全面表示を
- 「不分別」という表示は・・・
- 3. 環境に配慮する企業
- 21世紀に向けた水処理装置の登場
- 容器包装に対する花王の取り組み
- 有用生物を利用した無農薬栽培の実現に向けて
- 環境との調和をめざして
- ハザカプラントで堆肥づくり
- 消えたプラスチック性カップ
- ペットボトルを再利用したボールペン
- ゼロ・エネルギー住宅を
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