- ポピュラー・サイエンス 221
- 「街路樹」デザイン新時代
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- 東京大学教授 農博 渡辺達三 著
- 四六判／186頁／定価1760円（本体1600円＋税10％）／2000年9月
- ISBN978-4-7853-8721-1 （旧ISBN4-7853-8721-1）
- 自然環境の破壊は人間の内なる自然の荒廃の反映です．本書では，その交歓による ケアをつうじて，人間の傷ついた心が癒され，自然との共生の感性がゆたかに育まれる「街路樹」の緑のあり方について提案されています．
- 【目 次】
- 1. 街路樹と人間の倫理学
- 1.1 街路樹の現実
- 1.2 近代における樹木感
- 1.3 交歓の友としての「街路樹」
- 2. 街路と街路樹の文化小誌
- 2.1 古代の街路樹
- 2.2 江戸の街路
- 2.3 アレーとアヴェニュー、ブールヴァール
- 3. わが国の近代における街路樹
- 3.1 文明開化の街路樹
- 3.2 近代化の街路樹
- 3.3 環境時代への街路緑化
- 4. 街路樹とそのケア
- 4.1 街路樹の緑
- 4.2 人と自然を媒介する街路樹
- 4.3 街路樹の植栽形式と樹形
- 4.4 街路樹の環境とケア
- 5. 街路樹のはたらき
- 5.1 交通の安全・快適性の向上
- 5.2 都市の物的環境の保全・形成
- 5.3 都市の精神的・心理的環境の向上
- 6. みどりの街路
- 6.1 市民参加の街路樹ケア
- 6.2 ネットワーク化の緑
- 6.3 生命が交歓する街路
- 参考および引用文献
- 索 引
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