ポピュラー・サイエンス 241
都市動物の生態をさぐる
−動物からみた大都会−
唐沢孝一 編
四六判/194頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/2002年4月
ISBN978-4-7853-8741-9 (旧ISBN4-7853-8741-6)
灰色のコンクリートジャングル−こんなイメージをもたれがちな都市環境.しかし,人がつくったこの都市環境に適応してしたたかに生きる動物たちの暮らしぶりから,いままで気づかなかった都市の新しい姿が見えてきます.人と動物たちがお
りなすダイナミックな都市生態系をご紹介しましょう.
【目 次】
1.昆虫の複眼からみた都市
昆虫たちの都市生活
トンボからみた都市
スズメバチの眼からみた都市化
2.魚眼レンズでみた大都会
神田川をさかのぼるアユ−よみがえる都市河川
魚からみた皇居周辺の水環境−外来種に脅かされる稀少な水辺空間
3.カエルからみた都市
都市でひっそりと暮らすヒキガエル
4.鳥たちからみた都市
カラスからみた大都会−都市鳥たちのライフスタイル
5.哺乳類からみた夜の都市
大都会のネコたち
タヌキからみた都市
東京とアブラコウモリ
6.人と動物との戦い
ネズミからみた都市−人とネズミとの戦い
ゴキブリ、都市を語る−同居人と隣人
7.生物からみた都市の姿
生物からみた都市の姿
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