- ポピュラー・サイエンス 243
- 動物たちの気になる行動(1)
- −食う・住む・生きる篇−
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- 立教大学教授 理博 上田恵介・
東京大学教授 理博 佐倉 統 監修
- 四六判/214頁/定価1760円(本体1600円+税10%)/2002年5月
- ISBN978-4-7853-8743-3 (旧ISBN4-7853-8743-2)
- ふだん何だか気になる,でもやっぱり何となく見過ごしている身近な動物たちの行動も,注意して観察すると,長い進化の末に獲得された生きるための「工夫」に満ちていることがわかります.昆虫,鳥,哺乳類や磯の生物等々,それぞれの動物観察のスペシャリストたちが,動物行動観察の魅力とコツを指南します.全項目に楽しいコラムと自己紹介つき.
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- 【目 次】
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- 対談:ローレンツを超えて−動物行動学の過去,現在,そして未来(上田恵介・佐倉 統)
- ・ヤドカリの引っ越し作戦
- ・「私のお家はどこだったかな?」−ヒザラガイの道しるべは何?
- ・クモはどのようにして餌を捕らえるか?
- ・アリの喧嘩の謎にせまる−どうやって巣仲間を見分けるのか
- ・蜜を"盗む"ハチ−マルハナバチの盗蜜行動
- ・目玉模様の秘密
- ・海底を疾走するウニ−ブンブクウニの忘れ去られた適応戦略
- ・シマヘビのあの手この手の餌捕り法
- ・鳴きまね探し 目のつけどころ 耳のつけどころ
- ・鳥たちの冬支度−鳥の貯食行動
- ・シンクロナイズド・ダイビング−アデリーペンギンの採餌行動
- ・ヤマガラの芸
- ・木を植えた鼠
- ・他人と会わないイエネコの工夫
- ・イルカはどこを見ているか
- 生物名索引
- 事項索引
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