- ポピュラー・サイエンス 263
- 高分子とそのリサイクル
- −分ければ原料、混ぜれば焼却−
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- 大阪市立大学教授 工博 圓藤紀代司 著
- 四六判/136頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/2004年8月
- ISBN978-4-7853-8763-1 (旧ISBN4-7853-8763-7)
- リサイクル社会を構築するためには,物質がどのように合成され,使用され,廃棄されているかを一連の流れとしてとらえることが不可欠です.
本書ではこのような立場から,プラスチックを中心とした高分子の合成と廃棄,リサイクル技術の現状を平易に解説し,高分子リサイクルを確立するための技術的・社会的条件を考察します.
(竹内茂彌・ 北野博巳 共著 『ひろがる 高分子の世界』 もご参照ください)
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- 【目 次】
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- 1 なぜ高分子のリサイクル
- 1.1 資源循環型社会の構築
- 1.2 資源循環型社会と高分子のリサイクル
- 2 高分子のリサイクル概要
- 2.1 処理の歴史
- 2.2 リサイクルの意味
- 3 各高分子のリサイクル
- 3.1 ポリエチレンテレフタレート
- 3.2 ポリオレフィン
- 3.3 ポリスチレン
- 3.4 ポリ塩化ビニル
- 3.5 アクリル樹脂
- 3.6 ポリウレタン
- 3.7 ナイロン
- 3.8 ポリカーボネート
- 3.9 複合高分子材料
- 4 各種のリサイクル法
- 4.1 マテリアルリサイクル
- 4.2 ケミカルリサイクル
- 4.3 サーマルリサイクル
- 5 リサイクル処理技術
- 5.1 高分子の分別・分離技術
- 5.2 一般廃棄物における分別
- 5.3 減量化技術
- 5.4 夾雑物の除去
- 6 高分子の原料化
- 6.1 油化による原料化
- 6.2 高炉原料化
- 6.3 コークス炉による化学原料化
- 6.4 ガス化溶融炉による化学原料化
- 7 各種のサーマルリサイクル
- 7.1 セメントキルンにおける燃料化
- 7.2 RDF化技術
- 7.3 廃棄物発電
- 7.4 シュレッダーダストからのエネルギー回収
- 8 高分子リサイクルの今後は
- 高分子の基礎的な知識
- 1 高分子はいかにして作られるか
- 2 高分子はいかに加工され製品となるか
- 3 高分子はどのようにして劣化するか
- 参考文献
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