コロナはいたるところで激しく変動していますが,
とくに目を引くのが「ジェット現象」と呼ばれる,
細長く絞られた高速のガス流です.
左の画像は,1993年2月9日に撮影された太陽全面の軟X線画像の一部を,
時間順に並べたもので,
黒く見えるところがX線で明るく光っているジェットの部分です
(ネガのため光っている部分が黒く見えています).
2時19分(左上)には小さいループの集団以外見えなかったのが,
3時59分(右上)からループの集団の左端から細長い模様が伸びていくのが見えます.
そして4時16分(左下)頃から模様が薄くなり,4時42分(右下)頃には消えてしまっています.
このジェットは大きさが18万km,見かけの速度は秒速200km程度と推算されています.
資料提供:宇宙科学研究所 ようこうホームページより.
URL (http://www.solar.isas.ac.jp/)
フレア/ジェットのシミュレーション
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