単位と換算表(Unit and Conversion Table)

波長λ

 振動数ν

エネルギー E

定義山と山の間隔
（谷と谷の間隔）		 1秒間の振動の回数プランク定数 h ×振動数ν
単位m（メートル） Hz（ヘルツ）J（ジュール），eV（電子ボルト）
換算率 　　1μm（マイクロメートル）＝10-6 m ＝100万分の1m
　　1nm（ナノメートル）＝10-9 m ＝10億分の1m
　　1Å（オングストローム）＝10-10 m ＝100億分の1m

　　1kHz（キロヘルツ）＝103 Hz
　　1MHz（メガヘルツ）＝106 Hz ＝100万Hz
　　1GHz（ギガヘルツ）＝109 Hz ＝10億Hz

　　1eV（電子ボルト）＝ 1.60×10-19 J（ジュール）
　　1keV（キロ電子ボルト；ケヴ）＝103 eV
　　1MeV（メガ電子ボルト；メヴ）＝106 eV ＝100万eV

公式

λν ＝ c

E ＝ h ν ＝ h ｃ ／λ
 　　光速　　　　　c ＝ 3.00×108 m/s
　　プランク定数　h ＝ 6.63×10-34 J/s
電磁波スケール
換算公式

ν [MHz] ＝ 300／λ [m]

E [keV] ＝ 1.24／λ [nm]
換算表

波長λ振動数νエネルギー E
109nm (1m)3×108Hz
3×108nm109Hz (1GHz)
106nm (1mm)3×1011Hz
3000nm1014Hz0.41eV
1240nm2.4×1014Hz1eV
1000nm (1μm)3×1014Hz1.24eV
赤700nm4.3×1014Hz1.78eV
緑500nm6×1014Hz2.49eV
青450nm6.7×1014Hz2.76eV
3nm1017Hz0.41keV
1.24nm2.4×1017Hz1keV
1nm3×1017Hz1.24keV
光の強さ
電波の強さ 		輻射強度(radiation intensity)

光（輻射）や電波が運ぶエネルギーの流れは， 毎秒[s]・単位振動数当たり[Hz]・単位面積当たり[m2] に運ばれるエネルギー量[J]で測られます． すなわち，輻射強度の単位の次元は，
J/s/m2/Hz　あるいは　W/m2/Hz
となります．
ただし，天体からの電磁波はとても微弱なので， しばしばジャンスキー[Jy]という単位が使われます．
1 Jy = 10-26W/m2/Hz
です．

なお，Jyという単位は，1931年にはじめて銀河電波を捕らえた， カール・ジャンスキー(K. Jansky)に由来します．

電磁波と光子
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