Orion

Optical Image
X-ray Image
Orion is a typical constellation of winter. A left panel is an optical image, while a right is an X-rays image observed by ROSAT. The color of the X-ray image is a false color corresponding with the X-ray wavelengths. A familiar view in the left panel turns to a brilliant specutacular view in the right panel, if we see the sky in X-ray wavelengths.

This image is reproduced from ROSAT Mission/Max-Planck-Institut
fur extraterrestrische Physik.
URL (http://www.xray.mpe.mpg.de/)


冬の代表的な星座として有名なオリオン座です. 左の画像は星のカタログから生成した可視領域の画像で(月はハメコミ画像です), 右の画像はローサットの掃天探査で得られたX線の画像です. X線の画像は,X線の波長によって,擬似的に色がつけてあります (可視光に合わせて,黄・白・青の順に,エネルギーが高いX線になります). 普段,私たちの目には左の写真のように見えている星空も, X線(右側)で見ると,たくさんの明るい天体が見えるのがわかります.

オリオン座の星々の中で,オリオンの腰の部分の3つ星は高温のO型星なので, X線でも明るく輝いていますが,他の星はよくわかりません. オリオン座の右上で明るく輝いているのは月です (可視光の月は合成したものです). またオリオン座の左下のシリウスも, 可視光では全天でもっとも明るい星ですが, X線では暗くてわかりません. 逆に,X線の画像の上方でもっとも明るく見えているのは, おうし座のかに星雲(超新星残骸)です.

見る波長によって,星空もこんなに様子が変わって見えるのです.

δOri
ζOri
λOri


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