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『有機金属化学[POD版]』 カバー
 


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化学新シリーズ 
有機金属化学 −その多様性と意外性−[POD版]
Organometallic Chemistry −Full of Variety and Unexpectation−

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東京農工大学名誉教授 工博 小宮三四郎・
東京工業大学名誉教授 工博 碇屋隆雄 共著

A5判/180頁/定価3240円(本体3000円+税8%)/
2004年9月発行,POD版 2015年4月発行
ISBN 978-4-7853-0622-9 C3043
(オリジナル版ISBN 978-4-7853-3213-6,旧ISBN 4-7853-3213-1)

 金属の関与する化学は元素別に捉えられる傾向にあったが,本書では全元素の化学という立場で有機金属化学を理解できるよう配慮し,基礎的事項のエッセンスをまとめた.
 後半では工業的に利用されている触媒反応のいくつかを取り上げ,その詳細を解説するとともに,最新の話題も紹介する.


目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.有機金属錯体の化学結合
2.有機金属錯体の合成,構造,命名
3.有機遷移金属錯体の基本的反応
4.錯体触媒を用いる工業触媒反応
5.錯体(有機金属)触媒を用いる合成反応
6.不斉触媒反応と錯体触媒

詳細目次

はじめに

1.有機金属錯体の化学結合
 1.1 化学結合と分子軌道 −水素分子とヘリウム原子−
 1.2 エチレンの化学結合
 1.3 原子価結合法 −元素の結合方向を理解する−
 1.4 結晶場理論
 1.5 遷移金属錯体の化学結合 −正八面体錯体を例にして分子軌道で考える−
 1.6 有機典型金属化合物の化学結合
 1.7 超原子価化合物
 1.8 多中心結合
 1.9 π結合
 1.10 分子状水素錯体とアゴスチック相互作用
 1.11 18電子則
 1.12 Wade則
 1.13 フラクショナリティー(動的挙動)

2.有機金属錯体の合成,構造,命名
 2.1 有機金属化合物の合成法
 2.2 有機金属化合物の性質
 2.3 有機金属錯体の立体構造と命名法

3.有機遷移金属錯体の基本的反応
 3.1 配位子の解離と配位
  3.1.1 配位子の立体効果
  3.1.2 配位子の電子的効果
  3.1.3 アルケン類の配位
  3.1.4 配位子交換反応 −その機構と立体化学−
 3.2 酸化的付加反応と還元的脱離反応
  3.2.1 酸化的付加反応
  3.2.2 σボンドメタセシス
  3.2.3 還元的脱離反応
 3.3 挿入と脱離
  3.3.1 CO挿入反応の機構
  3.3.2 アルケンの挿入とβ-水素脱離
  3.3.3 アルキンの挿入
  3.3.4 ジエンの挿入
  3.3.5 その他の基質の挿入
 3.4 配位子の反応
  3.4.1 配位アルケンの反応
  3.4.2 配位カルボニルの反応
 3.5 遷移金属と典型金属の有機金属化合物の反応性の違い

4.錯体触媒を用いる工業触媒反応
 4.1 均一系および不均一系触媒反応
 4.2 アルケン類の反応
  4.2.1 異性化反応
  4.2.2 水素化反応
  4.2.3 アルケン類の低重合反応および高重合反応
  4.2.4 Ni触媒によるアルケン類の低重合反応
  4.2.5 ジエン類の低重合反応
  4.2.6 ブタジエンのヒドロシアノ化反応
  4.2.7 オレフィンメタセシス(アルケンの不均化反応)
 4.3 一酸化炭素の関与した触媒反応
  4.3.1 アルケン類のヒドロホルミル化反応
  4.3.2 アルケン,ジエン,アルキンのアルコキシカルボニル化反応
 4.4 基幹物質の酢酸合成における技術変遷と錯体触媒の役割
  4.4.1 初期の工業的酢酸製造法
  4.4.2 錯体触媒の登場 −エチレンの酸化による酢酸の製造−
  4.4.3 ワッカー触媒の発展系触媒 −エチレンの酸化反応による酢酸ビニルの製造−
  4.4.4 石油原料からの脱却 −メタノールのカルボニル化反応による酢酸および無水酢酸の製造−
  4.4.5 モンサント法の発展系触媒 −酢酸メチルのカルボニル化反応による無水酢酸の合成−
 4.5 合成ガスの反応

5.錯体(有機金属)触媒を用いる合成反応
 5.1 炭素−炭素結合形成のためのクロスカップリング反応
  5.1.1 有機銅錯体を用いる化学量論的炭素−炭素結合形成反応
  5.1.2 ニッケル触媒を用いたクロスカップリング反応
  5.1.3 パラジウム触媒によるクロスカップリング反応
  5.1.4 クロスカップリング反応の発展系触媒 −パラジウム触媒によるケトン合成−
 5.2 パラジウム触媒によるアルケンのアリール化 −溝呂木-Heck反応−
 5.3 パラジウム錯体を用いた触媒的アリル化反応
 5.4 ワッカー型酸化を利用した反応 −アルケンパラジウム錯体の化学量論的反応−
 5.5 金属カルベン錯体を用いる触媒反応
  5.5.1 ジアゾ化合物とアルケンとのシクロプロパン化反応
  5.5.2 カルベン錯体によるメタセシスを利用した合成反応
  5.5.3 求核的カルベン錯体 −Tebbe錯体−

6.不斉触媒反応と錯体触媒
 6.1 不斉シクロプロパン化反応
 6.2 アルケン類の不斉水素化反応
 6.3 ルテニウム−BINAP触媒によるカルボニル化合物の不斉水素化反応
 6.4 不斉異性化反応によるL-メントールの合成
 6.5 不斉酸化反応
  6.5.1 アルケン類の不斉エポキシ化反応
  6.5.2 アルケン類の不斉ジヒドロキシ化反応

さらに勉強したい人たちのために
索引

著作者紹介

小宮 三四郎
こみや さんしろう 
1947年 茨城県に生まれる.東京工業大学卒業,東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了.インディアナ大学博士研究員,東京工業大学助手,東京農工大学助教授・教授などを歴任.

碇屋 隆雄
いかりや たかお 
1948年 長野県に生まれる.信州大学繊維学部卒業,東京工業大学大学院工学研究科博士課程修了.東京大学助手,カリフォルニア工科大学博士研究員,NHK中央研究所研究員,東京工業大学教授などを歴任.主な著書・訳書に『錯体化学の基礎』(共著,講談社),『有機金属と触媒』(共訳,化学同人)などがある.

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


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