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丸善 Knowledge Worker紀伊國屋書店TSUTAYA


初歩からの 集団遺伝学
A Primer of Population Genetics

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放射線医学総合研究所名誉所員 Ph.D. 安田徳一 著
A5判/284頁/定価3456円(本体3200円+税8%)/2007年11月 
ISBN978-4-7853-5215-8 (オンデマンド方式による印刷・製本)

 生物多様性の保全や農学・水産学などにおける育種,医学における臨床遺伝などの分野で,改めて重要性を増してきた集団遺伝学の入門的教科書.
 数学の不得意な学生にも分かりやすいように,最低限必要な数式とともに,できるだけ言葉でていねいに解説した.また理解を助けるために随所に例題を挿入し,巻末には確率・統計についての基礎的な解説を収めた.

 → 正誤表


【目 次】

『初歩からの 集団遺伝学』 カバー
はじめに

1.因子と遺伝子
 1-1 メンデルの実験と分離の法則
 1-2 染色体の遺伝学説
 1-3 遺伝子DNA
 1-4 遺伝子の形質発現
 1-5 染色体とゲノム

2.遺伝子プール
 2-1 遺伝子プール
 2-2 任意交配
 2-3 ハーディ・ワインベルグの法則
  2-3-1 ハーディ・ワインベルグの法則の適用例

3.近親交配
 3-1 血縁者と近親婚
 3-2 血縁の尺度:近交係数と親縁係数
 3-3 同祖遺伝子
 3-4 近親交配と遺伝子型頻度
 3-5 自家受粉ときょうだい交配の繰り返し
  3-5-1 自家受粉
  3-5-2 きょうだい交配
 3-6 結合する配偶子間の相関係数
 3-7 近親婚の影響
 3-8 血縁者間の均一関係

4.2座位の問題
 4-1 配偶子平衡と連鎖不平衡
  4-1-1 考え方
  4-1-2 応 用
 4-2 集団資料による遺伝様式の推定

5.遺伝子頻度の機会的浮動
 5-1 メンデル分離比からのずれの累加
 5-2 配偶子の機会的抽出によるヘテロ接合の減少
 5-3 配偶子の機会的抽出による遺伝子頻度の変化
 5-4 集団の有効な大きさ
  5-4-1 雌雄の個体数が違う場合など
  5-4-2 近親交配に関する有効な大きさと変動に関する集団の有効な大きさ

6.集団の細分化:隔離と移動
 6-1 ワールンドの原理
 6-2 階層化集団のヘテロ接合性
 6-3 地理的隔離
 6-4 移  動

7.突然変異
 7-1 突然変異による遺伝子頻度の変化
 7-2 突然変異と機会的浮動の平衡
 7-3 中立突然変異遺伝子の進化
  7-3-1 ほぼ中立な突然変異
 7-4 ゲノムあたりの弱有害突然変異率
 7-5 進化の素材としての突然変異

8.選  択
 8-1 適応度
  8-1-1 完全選択
  8-1-2 任意の強さの選択
 8-2 平均過剰
 8-3 フィシャーの自然選択の基本定理
 8-4 選択と突然変異の釣り合い
  8-4-1 突然変異による荷重(ホールデン・マラーの原則)
  8-4-2 X連鎖座位の選択
  8-4-3 相反する選択の作用
 8-5 有利な突然変異
 8-6 自然選択の検出
  8-6-1 自然選択の種類
  8-6-2 同義置換と非同義置換の速度
  8-6-3 多様性の選択
  8-6-4 対立遺伝子頻度の期待分布
  8-6-5 ユーエンス・ウォーターサンの検定
  8-6-6 田嶋の検定
  8-6-7 HKA検定
  8-6-8 MK検定
  8-6-9 乗換え、ヒッチハイキング、背景となる選択
  8-6-10 集団の大きさの変化の影響

9.量的形質
 9-1 量的形質の性質
  9-1-1 長期にわたる選択の効果
  9-1-2 遺伝子の相乗作用
 9-2 選択に対する応答:回帰
  9-2-1 選択で分散が小さくならない理由
 9-3 広義の遺伝率
  9-3-1 遺伝率の解釈
 9-4 単一座位モデル
  9-4-1 遺伝子値と遺伝子型値
  9-4-2 遺伝子分散と遺伝子型分散
  9-4-3 血縁者間の相関
 9-5 複数座位への一般化
 9-6 狭義の遺伝率
 9-7 相互作用と共分散
  9-7-1 相互作用
  9-7-2 共分散
  9-7-3 ヒト形質の遺伝率
 9-8 疾患の遺伝性
  9-8-1 しきい値モデルによる予測値と実測値
  9-8-2 易罹病性の血縁者間の相関
  9-8-3 しきい値モデルにおける形質の遺伝率
 9-9 多因子疾患のモデル
 9-10 同類交配
  9-10-1 同類交配の原因
  9-10-2 同類交配と同系交配との比較
  9-10-3 ドミナンスと環境の効果
  9-10-4 同類交配と育種
 9-11 安定化選択

10.集団の変異性
 10-1 遺伝性変異の定量化
  10-1-1 遺伝子頻度と遺伝子型頻度
  10-1-2 多型とヘテロ接合性
 10-2 古典仮説と平衡仮説
  10-2-1 ヒトの血液型
  10-2-2 アロザイム変異
  10-2-3 DNA配列の変異
  10-2-4 DNAレベルでの変異の定量化
  10-2-5 DNA配列の変異を推測する間接法
  10-2-6 直列型反複数の変異
  10-2-7 挿入/欠失の変異
  10-2-8 遺伝性変異が多いのはなぜか

11.集団の罹病性
 11-1 遺伝性疾患の有病率
  11-1-1 メンデル性疾患
  11-1-2 多因子性疾患(先天異常と慢性疾患)
 11-2 疾患の集団遺伝学
  11-2-1 突然変異遺伝子頻度とメンデル性疾患
  11-2-2 ヒト疾患の自然突然変異率の代表値
 11-3 疾患遺伝子の集団静力学
  11-3-1 多因子性疾患
 11-4 ヒトの遺伝的負荷
  11-4-1 ヒト集団の遺伝的死
  11-4-2 ライトの遺伝的障害の考察
 11-5 進化に伴う荷重
 11-6 有害突然変異の蓄積:マラーのラチェット

12.進化速度と遡上合同理論
 12-1 アミノ酸置換と塩基置換
  12-1-1 アミノ酸置換
  12-1-2 塩基置換
  12-1-3 塩基置換とコード配列
 12-2 遺伝子系図学と遡上合同理論
  12-2-1 遡上合同理論
  12-2-2 突然変異と遡上合同
  12-2-3 遡上合同理論の重要性

付録:確率と統計の基礎
 付録1 確率(確立の基礎/離散型確率変量/離散型確率分布/連続確率分布/2つの確率変量)
 付録2 記述統計
 付録3 集団と標本
 付録4 推定と検定

集団遺伝学の教科書
索 引



         

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