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メンデリズムの基礎 −メンデルの＜植物雑種に関する実験＞ほか−

京都大学名誉教授　理博　山下孝介 訳編

Ｂ６判／126頁／定価990円（本体900円＋税10％）／1972年9月発行
ISBN 978-4-7853-5801-3（旧ISBN 4-7853-5801-7）　 C3045

　メンデル（Gregor Johann Mendel）の原著論文を完訳したものである。
　また理解を補う意味で、前の章には「先駆者たち」と題してイルティスの著書より、メンデルがこの論文に到達するまでのプロセスの解説を挿入し、後の章には「メンデルに続くもの」その他を追加して、現代遺伝学へのつながりがわかるようにまとめた。

目次 （章タイトル）

I　先駆者たち

II　植物雑種に関する実験
　1．序論
　2．実験植物の選定
　3．実験の区分と組み立て
　4．雑種〔F₁〕の形態
　5．雑種の初代〔F₂〕
　6．雑種の第二代〔F₃〕
　7．雑種の続く世代
　8．幾つかの相違形質が結び合わされている雑種の子孫
　9．雑種の生殖細胞
　10．他所の植物の雑種に関する実験
　11．結論

III　メンデルに続くもの（再発見まで）

IV　遺伝学聖地巡礼

山下 孝介
やました こうすけ
1909年 生まれ。京都大学教授などを歴任。主な著書に『メンデリズムの基礎』（訳編、裳華房）、『生物学実験ノート』（共著、養賢堂）などがある。

（情報は初版刊行時のものから一部修正しております）

メンデルの軌跡を
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