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外来生物 −生物多様性と人間社会への影響−
Biological and Human Dimensions of Species Invasions

在庫マーク

金沢大学准教授 Ph.D. 西川 潮・
東京大学教授 博(農) 宮下 直 編著

A5判/296頁/定価3456円(本体3200円+税8%)/2011年10月発行
ISBN 978-4-7853-5848-8  C3045

 外来種問題は,生物と環境の関わり方をさまざまな時間的・空間的な広がりのなかで捉えることでその構造を解き明かすことができる.これは自然科学だけでなく,人びとの意思決定に関わる社会科学の問題に関しても同様である.本書の目的は,自然科学と社会科学の双方の視点から外来種問題を捉え,外来種が生物多様性と人間社会にもたらす影響を考察することにある.これは,いままで国内外で出版されてきた書籍にはない斬新な試みといえる.
 本書には,やや専門的な内容も含まれているが,類書にはない最新の研究成果や斬新な視点が随所に盛り込まれている.外来種問題に関心のある学生,一般人,そして専門家にいたる幅広い読者層の方々にそれぞれの立場から楽しんでいただけることだろう.


サポート情報

電子補遺(10章 p.200) (pdfファイル)
生物名索引事項索引 (pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

第1編 外来種が生物多様性にもたらす影響
 1.遺伝子浸透 −遺伝的乗っ取りのメカニズム−
 2.外来植物による生態系改変とその影響 −機能形質に着目したアプローチ−
 3.外来植物と植食性昆虫の相互作用と適応進化
 4.外来捕食者の駆除と中位捕食者の解放 −その発生機構と生態系の復元戦略−
 5.外来種同士の相互作用と在来種の進化適応
 6.すぐに増える,ゆっくり増える,やがて消える? −外来種がもたらす影響の時間変化とそのしくみ−
第2編 外来種が人間社会にもたらす影響
 7.侵略的外来昆虫が農林業へ与える経済被害とその対策
 8.水産業における外来種の利用と被害
 9.在来種と外来種の管理に対する人びとの意識
 10.外来種の管理に対する人びとの支払意志額
 11.ローカルな「問題化の過程」と「外来種問題」 −地域特性と歴史的文脈を踏まえた政策的取り組み−
第3編 生態系と人間社会のつながりを考える
 12.外来種の適正管理に向けた総合的な取り組みへ

詳細目次  →『外来生物』目次

まえがき (pdfファイル)

第1編 外来種が生物多様性にもたらす影響

1.遺伝子浸透 −遺伝的乗っ取りのメカニズム−
    [河村功一] 
 1.1 見えない外来種問題
 1.2 遺伝子浸透とは
 1.3 遺伝子浸透を生じる要因
 1.4 遺伝子浸透からみた交雑のパターン
 1.5 遺伝子浸透による在来種絶滅のメカニズム
 1.6 遺伝子浸透が引き起こす問題
 1.7 遺伝子浸透の意義
 1.8 最後に −外来種と在来種の交雑が意味するもの−

2.外来植物による生態系改変とその影響 −機能形質に着目したアプローチ−
   [黒川紘子] 
 2.1 はじめに
 2.2 外来植物と在来植物は異なるのか
     −機能形質に基づく外来植物の侵入成功と生態系への影響の予測−
 コラム 陸上生態系における植物の役割と外来植物の侵入
 2.3 外来植物による土壌生態系の改変
 2.4 土壌生態系の改変が植物自身にもたらす影響 − 植物−土壌フィードバック−
 2.5 まとめと展望

3.外来植物と植食性昆虫の相互作用と適応進化
    [安東義乃] 
 3.1 はじめに
 3.2 外来植物の進化
 3.3 外来植物と植食者の相互作用の実態
 3.4 セイタカアワダチソウ上の生物間相互作用ネットワーク
 3.5 在来植食者の外来植物に対する適応進化
 3.6 おわりに

4.外来捕食者の駆除と中位捕食者の解放 −その発生機構と生態系の復元戦略−
    [西嶋翔太,宮下 直] 
 4.1 はじめに
 4.2 上位捕食者の除去の影響を決める要因
 Box 上位捕食者の除去が在来餌の減少を引き起こす条件の導出
 4.3 中位捕食者の解放を防ぐ復元戦略
 4.4 今後の課題と展望

5.外来種同士の相互作用と在来種の進化適応
    [千葉 聡] 
 5.1 はじめに
 5.2 外来種の相乗効果
 5.3 外来種排除の予期せぬ効果
 5.4 在来種の進化適応
 5.5 保全上の意義

6.すぐに増える,ゆっくり増える,やがて消える? −外来種がもたらす影響の時間変化とそのしくみ−
    [瀧本 岳,長谷川雅美] 
 6.1 はじめに
 6.2 外来種の影響
 6.3 外来種の定着・増加・拡大を説明する仮説
 6.4 ふと気づくと…いない!?
 6.5 外来種の長期個体群動態からわかること
 6.6 外来種の影響の時間変化パターン
 6.7 外来種の長期影響の理解にむけて
 6.8 まとめ

第2編 外来種が人間社会にもたらす影響

7.侵略的外来昆虫が農林業へ与える経済被害とその対策
    [山中武彦] 
 7.1 農林業へ与える経済被害
 7.2 侵入昆虫対策の理論と実際
 コラム 植物防疫所
 7.3 侵入昆虫の根絶:ケーススタディ
 7.4 まとめ − 外来種とどう付き合ってゆくのか−

8.水産業における外来種の利用と被害
    [内井喜美子] 
 8.1 水産業における意図的導入と非意図的導入
 8.2 外来種が水産業にもたらす利益と被害
 8.3 外来のコイと外来病原生物コイヘルペスウイルス
 8.4 外来種の利用と管理方法の模索

9.在来種と外来種の管理に対する人びとの意識
    [西川 潮,今井葉子,今田美穂,柘植隆宏,高村典子] 
 9.1 はじめに
 9.2 アンケート調査
 Box アンケート調査の方法
 9.3 在来種と外来種に対する管理意識の比較
 9.4 在来種と外来種における保全・防除の優先種
 9.5 外来種の防除意識に影響する社会人口統計学的要因
 9.6 特定外来生物防除事業の認知度
 9.7 応用面での展望

10.外来種の管理に対する人びとの支払意志額
    [柘植隆宏・西川 潮・高村典子・今井葉子・今田美穂] 
 10.1 はじめに
 10.2 経済学からみた外来種管理
 10.3 環境評価手法
 10.4 事例紹介
 10.5 おわりに

11.ローカルな「問題化の過程」と「外来種問題」 −地域特性と歴史的文脈を踏まえた政策的取り組み−
    [二宮咲子] 
 11.1 「外来種問題」をめぐる政策的取り組みへの問いかけ
     −釧路湿原流域のウチダザリガニの事例
 11.2 地域特性と歴史的文脈を踏まえた政策的取り組み
 11.3 おわりに

第3編 生態系と人間社会のつながりを考える

12.外来種の適正管理に向けた総合的な取り組みへ
    [米倉竜次,西川 潮,宮下 直] 
 12.1 はじめに
 12.2 社会的な課題
 12.3 生態的な課題
 12.4 外来種の適正管理に向けて
 12.5 おわりに
 コラム 外来ザリガニの特定外来生物への指定をめぐって

あとがき (pdfファイル)
引用文献
生物名索引 (pdfファイル)
事項索引 (pdfファイル)
執筆者一覧 (所属などは初版刊行時のものです)(pdfファイル)

著作者紹介

西川 潮
にしかわ うしお 
1969年 東京都生まれ.北海道大学水産学部卒業,ニュージーランド国オタゴ大学動物学研究科Ph.D課程修了.コロラド州立大学客員研究員,国立環境研究所研究員,新潟大学准教授等を経て現職.

宮下 直
みやした ただし 
1961年 長野県生まれ.東京大学大学院農学系研究科修士課程修了.東京大学助教授・准教授等を経て現職.主な著書に『生物多様性と生態学』(編著,朝倉書店),『なぜ地球の生きものを守るのか』(責任編集,文一総合出版),『保全生態学の技法』(共編,東京大学出版会)などがある.

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)

執筆者一覧 (pdfファイル)
(所属などは初版刊行時のものです)


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